TV PROGRAMS
2026年1月2日(金)8:00~
盛岡の冬の風物詩、「盛岡文士劇」。
今年の公演には、IBCアナウンサーの4人が出演します!
現代物 内海隆一郎 原作「娘の立場」より
『にらめっこ しましょ』
脚本・演出:藤原 正教

<あらすじ>
沢井実には、19年前に別れた妻との間に来春大学を卒業する娘・幸枝がいる。暮らしは違っていても、生活費と高校・大学の授業料は、娘のために援助し支払ってきた。
11月末、別れた妻から「今度は、あなたの番ですよ」と突然の電話があった。「幸枝はあなたの娘ですから、ちゃんと見てやってください。お金だけ払っていればいいというものではありません。最近の幸枝の写真送りましたから」
娘の最後の学費を振り込んだある晩、幸枝から「話がある」との連絡があり、幸枝の指定する喫茶店で待ち合わせすることに。すると店に、「佐久間は、いねのが、佐久間の女・ユキエはきてねのが」と、暴力団員風の二人がドガドガ入り込んできた。喫茶店・店長の「来ていません」の一声で二人は立ち去った。
やがて、幸枝から電話があり、近くの公園で会うことに。公園で沢井は幸枝から、「同棲相手が麻雀賭博で一千万円以上の多額の借金を抱えて、怖い人たちに追いかけられている」と告げられ驚く・・・。
時代物 原作 横溝正史(角川文庫)
『犬神家の一族』
脚本:道又 力 演出:吉田 利成

<あらすじ>
昭和二十一年秋。一代で巨万の富を築いた犬神佐兵衛が死んだ。犬神家には、長女・松子、次女・竹子、三女・梅子という腹違いの三人娘がいるほか、佐兵衛の恩人の孫娘・野々宮珠世が養われていた。遺言状は、松子の長男・佐清が復員次第、開封されることになっていた。やがて戦場で顔に傷を負った佐清が、不気味な仮面をかぶって一族の前に現れる。
犬神家の全財産は、斧(よき=おの)、琴(こと)、菊(きく)、即ち「良き事を聞く」という祝いの言葉を意味する三種の家宝の持ち主に与えられる。遺言状には、佐兵衛の孫のいずれかと結婚する条件で珠世に家宝を譲る、とあった。だが、その孫たちは何者かに次々と殺害されていく。果たして名探偵・金田一耕助は、連続殺人事件の謎を解明できるのか?!
■開催日(全3回公演)
12月6日(土)
16:30 開演
12月7日(日)
12:30 開演
16:30 開演
■会場
盛岡劇場 メインホール
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詳しくは盛岡劇場まで