岩手競馬X

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岩手競馬X

放送日時
◆毎週日曜日「のりこの週刊おばさん白書」(13:00~16:30)内、17:00〜18:25

アナウンサー
加藤 久智
清水 康志

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2019/11/17 絆カップ【M2】

2019年11月16日 9:30 PM

今週で盛岡競馬シーズンファイナルです。
9月から続いたロングラン開催は18日まで、そして来シーズンまで終了します。
日曜日、盛岡開催のラスト重賞は絆カップ1600mです。

3歳馬パンプキンズは南部杯で果敢に先行、最終的には大きく離されましたが
前走のイーハトーブマイルはヤマショウブラックの2着、そして2度目の古馬混合戦となります。
古馬の強豪ロジストームもここに参戦。
南部杯は地元最先着、持ち時計通り走れば圧勝の場面で、ここは主役を張ります。
薄暮競馬も日曜、月曜のみ。
とてもきれいなんですが、いよいよ本格的に寒くなってきましたので、どうぞ防寒してラジオを耳にご観戦ください。

のりこの週刊おばさん白書では、JRA京都競馬場のマイルチャンピオンシップG1を実況生中継します。
こちらもお楽しみに。

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IBCワイドFM

経験値に勝ったモリノブレイク

2019年11月10日 8:49 PM

 11月10日(日)のメイン2歳M1の南部駒賞は北海道からの遠征組のトップ、
全国区の競争でもまれてきたモリノブレイクがハイペースを凌いで勝ちました。

 1番人気は地元岩手で4戦4勝の若駒賞馬グランコージーでした。初戦から
逃げて3連勝した後、若駒賞ではあえて2番手に控える競馬を見せて連勝を伸ばし、
信頼度を高めていました。2番人気以下は北海道勢が占め、なかでも前走船橋の
平和賞で5着に入ったモリノブレイクが門別3勝の実績も買われグランコージーに
次ぐ人気を集めました。
 レースは序盤、各馬がお互いの手の内を探るように始まりました。ハイペースが
予想されるなか、先には行かず2~3番手に付けたい思惑の馬が多かったからか、
はっきりとした逃げを主張する馬がいませんでした。押し出されるように前に位置
した4番グランコージー鈴木祐と、外から前をうかがうモリノブレイク岩橋勇二が
お互いの顔色を見るような場面もありました。しかしこの2頭に11番マルベルタが
外から競りかけると、一転ペースが速くなります。道中、外目から終始リードする
モリノブレイク、内で食い下がるグランコージーが競り合いながら進む展開となり、
一時は差し馬に向く展開になったとも思わせました。第4コーナー手前、内で我慢
していたグランコージーの手応えが怪しくなる一方、モリノブレイクには余裕が
感じられました。直線単騎先頭に立ったモリノブレイクを目がけて他の馬が殺到、
しかしモリノブレイク持ち前のはしぶとさを発揮して後続の接近を許しませんでした。
結局モリノブレイクは、差してきた同厩のスティールペガサスに2馬身半の差をつけ
完勝といえる内容で勝利を収めました。3着には人気薄のホンコンノワールが追い込み
3連単は7万円台の大穴となりました。
 モリノブレイクはこれで通算11戦4勝と星を伸ばし、群雄割拠の北海道の2歳勢の
中でもその存在を大きくアピールしました。


 

2019/11/10 南部駒賞【M1】

2019年11月10日 12:15 AM

南部駒賞というレース名を聞くといよいよ冬の感覚に陥ります。
先日薮川に行った同僚から「観測しない雪が降りました」との報。
盛岡競馬ではジョッキーたちが、岩手競馬でしか見たことがない冬仕様のマスクを装着してレースしています。
競馬観戦はしっかり着込んでお出かけを。
幻想的な薄暮競馬は一見の価値ありですがあったかくしてください!
今シーズン、残すは今週と来週のみですので。

日曜日のメインは、その南部駒賞@2歳1600m、やはり主力は今週もホッカイドウの馬。
モリノブレイクは前走南関東遠征して1番人気に推された素質馬。結果5着でしたが実力は相当なものです。
またノーザンヴィグラス、スティールペガサス、盛岡遠征経験豊富のシンボも争覇圏内です。
が、今年の岩手はやってくれそうな馬が。その馬、グランコージーは4戦無敗。
前走の重賞も圧勝で期待感高まります。
笠松から転入のダルマワンサは手の合う山本聡哉Jとのコンビで面白い存在となりそうです。

JRA京都競馬場ではエリザベス女王杯が行われます。
無傷の4連勝中、休み明けのラヴズオンリーユーが前売り一番人気です。
「のりこの週刊おばさん白書」で実況生中継します。

もう一つ、金沢競馬場の北國王冠@2600mにエンパイアペガサスが遠征し出走します。
こちらの模様も結果速報をお送りする予定です。

3歳マイル王者はヤマショウブラック

2019年11月03日 8:48 PM

 11月3日(日)のメイン・イーハトーブマイルはM3格付けながら3歳の一線級が
勢ぞろいし過去最高の激戦模様となりましたが、不来方賞馬ヤマショウブラックが
ライバルのパンプキンズを競り落とし戴冠しました。

 3歳三冠のうち、東北優駿とダイヤモンドカップの二冠を制したパンプキンズ、
3冠目の不来方賞を勝ち、ダービーグランプリで地元最先着のヤマショウブラック、
牝馬ナンバーワンのひまわり賞馬エムワンピーコ。これだけでも豪華メンバーなのに
加えて、中央競馬未勝利クラスから転入、4戦全てでワンサイドの強さを見せつけて
きたジェイケイブラック、中央1勝馬で古馬B1級で勝ち星のあるラブヴィサージュ、
さらには南関東から復帰初戦のやまびこ賞馬グレートアラカーと、目移りするような
メンバー構成のイーハトーブマイルは人気も割れました。その中で実績上位の2頭、
ヤマショウブラック、パンプキンズを抑えて単勝1番人気に推されたのは1枠を引いた
ジェイケイブラックでした。転入直前こそ着順を落としていたものの未勝利戦では
入着を繰り返していた馬で、岩手の水も合ったというべきか転入後のパフォーマンスは
大物の予感を漂わせていました。
 しかし、スタートでジェイケイブラックは出負けを喫します。かわりに好スタートを
切ったのは3番人気のパンプキンズでした。南部杯でも先行争いに加わったスピードを
如何なく発揮し、この馬にとっての正攻法・逃げを打ちます。リュウノボサノバが
2番手に続きます。3番手の内にグレートアラカー、外にヤマショウブラックが続き、
コーラル、ジェイケイブラック、エムワンピーコまで7が集団を作る展開になりました。
勝負所の3~4角中間、まるでパンプキンズを追い立てるようにヤマショウブラックが
加速し、2頭が後続を一気に離します。遅れていたジェイケイブラックが外からマクリ、
エムワンピーコも上昇しますが前2頭とは離れました。最後の直線は三冠を分け合った
パンプキンズとヤマショウブラックの一騎打ちとなりましたが、追うものの強さと
言うべきかヤマショウブラックの差し脚が勝り、2分の1馬身差をつけて優勝。
3着のジェイケイブラックはさらに7馬身遅れての入線でした。群雄割拠の様相を
見せたレースながら、実績上位の2頭が強さをアピールした内容でした。
 レース後高松亮騎手は「スタートが良く、望外の3番手に付けられたことが勝因」と
話しました。盛岡の直線では1400mの知床賞から2000mの不来方賞まで、距離の長短や
展開に関わらず確かな末脚を見せます。好スタートを決めたことで馬の長所を存分に
引き出した鞍上の好騎乗でした。

知床賞は好位差しアクアリーブル

2019年10月27日 8:55 PM

 10月27日・日曜日の知床賞は北海道から5頭岩手から7頭が出走しましたが、
岩手の7頭中3頭は門別デビューと、北海道勢の層の厚さを感じさせるメンバー
構成で行われ、結果も北海道勢が3着までを占めました。

 しかしレース自体はやや波乱に近い決着となりました。1番人気に推されたのは
jpnⅢエーデルワイス賞で首位から0秒7差の8着と健闘したスマイルエルフでした。
スタートしてすぐにそのスマイルエルフが先頭に立ち、快調に飛ばしました。
ところが第3コーナーを回るとにわかに失速、2番人気チャルメーラ・バイクミレー・
アクアリーブルらにつかまります。オーバーペースなのか左回りが合わなかった
せいなのか、最終コーナーを回った時点ではすでに劣勢に立たされました。
 直線先頭に立ったのは好位4番手からレースを進めていたアクアリーブルでした。
これがデビュー10戦目とメンバー中最多のキャリアの持ち主でしたが、最近は
地味な成績が続いていたため4番人気に甘んじていました。しかし強豪にもまれて
きた経験が乱ペースの中で生きたというべきか、一気に差を広げました。そして
外から差してきたのは3番人気のシンボでした。芝のジュニアグランプリにも遠征して来て
2着に入り、芝向き?と思われたものか3番人気に留まっていましたが、ダートでも
切れ味を発揮して2着に差し込みました。そのあと3着争いは、内をすくって伸びた
岩手のサンエイキングダムを、一旦後退した北海道バイクミレーが差し返して先着。
結局北海道勢が上位3着までを占めました。
 結果を見れば愛知の岡部誠が乗ったアクアリーブルが勝ち、金沢の吉原寛人騎乗の
シンボが2着と、経験に勝るジョッキーのワンツーとなりました。その中で3着の
バイクミレーに騎乗した岩本怜騎手、も岩手の若手ナンバーワンとして見せ場を
作った一戦でした。







2019/10/27 知床賞【M3】

2019年10月26日 10:03 PM

日曜日のメインは、岩手北海道交流の知床賞1400mです。
とにかくこのレースは全国最強ホッカイドウ2歳馬たちの実力をまざまざと見せつけられるレースで
過去5年はいずれも優勝はホッカイドウ馬。
今年も指定交流で差のないレースをしているスマイルエルフ、芝の盛岡を経験し鞍上も魅力のシンボ、
重賞路線あるいは下級条件から着々と力をつけているアクアリーブル、クロスワールド、バイクミレーの5頭が参戦しています。
岩手勢は前走ホッカイドウから転入初戦で圧勝したチャルメーラ、
新馬戦の走りが圧巻だったサンエイキングダムが有力となっています。
発走は18:10、盛岡競馬場から実況生中継でお送りいたします。

JRA東京競馬場では古馬G1中距離路線の開幕戦にしていきなり天王山の様相の天皇賞秋。
日本最強アーモンドアイに・・・とにかくやばいメンバーです。
「のりこの週刊おばさん白書」番組内で実況生中継でお送りします。

先手必勝エイシンテキサス

2019年10月21日 6:15 PM

 10月20日(日)のメインは芝1000mで争われるM2重賞OROターフスプリント
でした。北海道・川崎・船橋・愛知から6頭の遠征馬が参戦、地元の7頭と電撃戦を
繰り広げ、6番人気、愛知のエイシンテキサスが好スタートから逃げ切りました。

 地方所属馬にとって走るチャンスの少ない芝コースのレースに集まったのは、
当然のこと中央・盛岡の芝で実績を残してきた馬、短距離実績の高い馬たちでした。
芝1000m戦でものをいうのはスタートです。出遅れては全く勝負にならないわけで
各馬・各騎手が神経をとがらせた中、ポンと飛び出したのは4枠4番エイシンテキサス
でした。先手を奪う事は小回りコースに於いては主導権を握ることに他なりません。
1番人気の川崎ケンガイア、盛岡の芝実績の高いコスモロングソード、1600mの
圭樹杯の勝ち馬サイレンティーナ等が追走しますが、エイシンテキサスはスタートで
奪ったリードを終始保ち第4コーナーを先頭で回ります。先行勢が伸び悩む一方で、
外から捲ったタイセイプライドが見せ場を作り、最速の上りタイムで迫りましたが
4分の3馬身届かず、エイシンテキサスが見事な逃げ切り勝ちを収めました。
 昨年秋盛岡の飯田厩舎に所属峙にはこのレースで4着の成績があった馬。その後
名古屋のAクラスで2勝、金沢の900mも重賞制覇と、レースが終わって振り返れば
勝つための条件を備えていたことがわかります。レベル比較で南関東や北海道勢に
対して地味な印象の名古屋の所属だったことで、今回6番人気に甘んじましたが
鮮やかな逃げ脚で評価を覆しました。
 鞍上の山林堂信彦騎手は、長らく川崎の中堅ジョッキーとして騎乗してきましたが
これが初めての重賞制覇でした。


 

2019/10/20 OROターフスプリント【M2】

2019年10月20日 1:53 AM

先週の南部杯、サンライズノヴァが制しました。
気合乗り、馬体ともに素晴らしかったのは、休み明けのアルクトスとサンライズノヴァでした。
サンライズノヴァは重賞勝ちがいずれも東京1600m、そして当日増減なしと、すべてがはまればなんとかなると思い
筆者個人的な馬券はサンライズノヴァ軸としましたが、なぜか的中する馬券は一枚も持っておらず、
馬券下手の再確認をさせられる羽目に。
今週から気を取り直して、馬券下手を解消せねば。

日曜日のメインは全国交流競走のOROターフスプリント、芝1000mの超スピード戦です。
地元のステップレース・ハーベストカップの1・2着馬の姿はなく、難解な一戦です。
他地区勢も盛岡経験がある馬もいますが、ケンガイアは短距離とはいえダート、ヒシコスマーは芝で連対とはいえ1700mと取捨が微妙。
地元コスモリョウゲツもやはり距離への対応となりそうです。
加えて土曜日の雨による馬場渋化、、、波乱の要素がムンムンですが、結果は果たして。
盛岡競馬場から実況生中継でお送りしますが、このOROターフスプリントは
16:05発走ですので「のりこのおばさん週刊白書」番組内でお送りします。

JRA京都競馬場では、3歳クラシック最終戦の菊花賞が行われます。
こちらも実況生中継でお送りします。

南部杯はサンライズノヴァ!

2019年10月14日 8:51 PM

 10月14日の南部杯は、4番人気のサンライズノヴァが早めの追走から
抜け出し快勝。鞍上に迎えられた吉原寛人騎手は初めてのjpnⅠ制覇となりました。

 1番人気はゴールドドリーム。一昨年は出遅れて5着、去年はルヴァンスレーヴの
怪物的強さに屈し2着。3度目の正直なるか注目されました。2番人気は上がり馬
アルクトスで、3連勝でプロキオンステークスを勝った勢いを評価する声が高く、
ゴールドドリームとの一騎打ちムードもありました。
 レースは3番人気ロンドンタウンが先行、ノボバカラ、アルクトスが続き、
ゴールドドリームはほぼ定位置といえる6番手に付けます。そして本来追い込みが
身上のサンライズノヴァはゴールドドリームと相前後して前目でレースを進めます。
最終コーナーをまわりロンドンタウンをアルクトスが捕まえたと思ったところへ
外からサンライズノヴァが一気に並びかけてきました。残り200m、1番人気の
ゴールドドリームは伸びを欠きます。かわって見せ場を作ったのは大井から参戦の
モジアナフレイバーで、はじめての遠征、はじめての左回りもものかわ、勝負に
加わってきました。アルクトスを交わしたサンライズノヴァは最後まで勢いを
保ち、アルクトスを1馬身半突き放して優勝、jpnⅠ初制覇となりました。
ゴールドドリームはモジアナフレイバーとの3着争いで辛うじて先着、なんとか
馬券圏内に踏みとどまりましたが、やや期待を裏切った結果に甘んじました。
盛岡の馬場をよく知っている吉原寛人騎手の、レースの流れを読み切った好騎乗が
光りました。表彰式では涙ぐんだように見えたのは会心のレースだったことを
裏付けるものだったと思います。
 岩手の最先着はロジストームの9着でした。勝ち馬からは2秒8離されましたが
1分37秒0の走破時計を見れば力は出し切った印象です。

大物の相グランコージー

2019年10月14日 8:24 PM

 10月13日の若駒賞は台風一過の盛岡競馬場で行われ、ここまで無敗の
グランコージーが1番人気に応え、強い内容を見せ4連勝で重賞をもぎ取りました。

 ここまでの3戦はいずれも逃げ切りだったグランコージーは、このレースで
初めて2番手に控える競馬を見せました。鈴木祐騎手を背に、行こうと思えば
行けた手応えながら、あえて番手に付ける競馬をさせたように見えました。
 グランコージーが逃げた6番人気ヨシノフローラを捉えたのは4コーナーの手前、
ほぼ持ったままの手応えで先頭に立つと、瞬く間に後続との差を開きました。
最後の100mは、激戦の2着争いを尻目に手綱を抑えたままの内容で楽勝、
奥の深さを十分見せつけました。
 父親ベルシャザールはキングカメハメハ産駒で2013年のジャパンカップダートの
勝ち馬。母アドマイヤプルートは中央3勝、産駒からは3頭の中央勝ち馬が出ていて、
走る素地は持っています。特筆すべきは青森産馬ということ。五戸町のマルシチ牧場
といえば白毛のハクタイユーなどの生産牧場として知られますが、強さで抜きんでた
馬が隣県青森から出たことは岩手のファンとして嬉しく感じます。今後はおそらく
南部駒賞が目標になると思われますが、まだ全く実力の底を見せていません。
本気で追ったらどこまで強いのか、楽しみがのこる若駒賞の勝利でした。

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