岩手競馬X

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放送日時
◆毎週日曜日「のりこの週刊おばさん白書」(13:00~16:30)内、17:00〜18:25

アナウンサー
加藤 久智
清水 康志

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みちのく大賞典はエンパイアペガサス連覇

2018年06月18日 4:06 PM

 歴史と伝統を誇るM1重賞みちのく大賞典が17日の水沢競馬で行われ、
1番人気のエンパイアペガサスが直線で抜け出し、見事に連覇を達成しました。

 とはいえ、第4コーナーでは3番手。手ごたえ良く抜け出した山本聡哉騎乗の
チェリーピッカー、前前の競馬で2番手を粘るグランウブロの2頭に遅れた時は、
正直連覇に黄色の信号がともったように見えました。しかし菅原俊吏騎手が気合を
付けると2頭の外から桁違いの差し脚を繰り出し、あっという間に先頭に立つと
チェリーピッカーに3馬身の差をつけて完勝、エンジンの違いを見せつけました。
 3歳時のイメージから、この馬には先行力で勝負するタイプとの刷り込みが
ありました。ただ、昨年全国区のレースに挑戦する辺りからは中団から差す競馬が
板についてきた感もあります。「心配するな、あっさり勝つから待ってろ」と、
慌てかけたアナウンサーに応えた脚は、一流馬のそれでした。

 4歳のベンテンコゾウが夏は休み、3歳のチャイヤプーンは南関東のレースで
チャンスを窺うと伝えられる中、エンパイアペガサスには陣営の判断次第ですが
7月のマーキュリーCの大将格として岩手の看板を背負ってもらいたいと思います。

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2018 6/17 一條記念みちのく大賞典【M1】

2018年06月16日 11:39 PM

岩手競馬最高峰の戦い、みちのく大賞典2000mです。
今年で46日目の伝統の重賞ですが、勝ち馬は岩手競馬で運行されている馬運車にその名が一生刻まれます。
メジロスイセイ、スリーパレード、スイフトセイダイ、グレートホープ、トウケイニセイ、モリユウプリンス、メイセイオペラなどなど
優勝馬たちは錚々たる名馬たちの名前が並びます。
今年はエンパイアペガサスが大本命を背負って、そして連覇を目指しての出走となります。
前々走のオグリキャップ記念2500m@笠松では大差勝ち。
ここを勝って岩手中距離路線の大将格としてダートグレード路線に殴り込みをかけるべく
ここは落とせない一戦と言えそうです。
水沢競馬場から実況生中継でお送りします。

モノが違う!チャイヤプーン

2018年06月11日 3:47 PM

 6月10日の3歳M1重賞、岩手ダービー・ダイヤモンドカップは断トツの1番人気
チャイヤプーンが、後続に4馬身差をつけて圧勝しました。母サイレントエクセルは
近年の岩手競馬の名牝として名を残していますが、その母にして勝てなかった(2着)
岩手ダービーを制覇したチャイヤプーンのスケールの大きさばかりが目立った一戦でした。

 意表をついて逃げた5番人気レップウがスローに落とし、4番人気のエルノヴィオ、
2番人気のナナヒカリが折り合って追走。チャイヤプーンは中団6番手に付けました。
ゲートが開く直前立ち上がりかけるなど、やんちゃな面を見せましたがスタートは五分。
「2~#番手に行こうと思えば行けたが、前に馬を置く競馬をさせたかった」とレース後
語った村上忍騎手はじっと我慢の作戦です。
 各馬初距離の2000mという事もあってか、二週目の向正面まで隊列は変わりなく
進みました。流れが速くなったのは残り800mから。レップウを追ってエルノヴィオ、
ナナヒカリがスパートし前が固まります。そしてチャイヤプーンほぼ持ったまま上昇、
先行集団の外に並びかけて最終コーナーへ向かいました。直線入り口、エルノヴィオが
一瞬先頭に立ちますが、外に馬体を合わせたチャイヤプーンがすぐに交しました。
口向きの悪さ・内に刺さる面・尻尾を振るしぐさと、またしてもヤンチャボウズ?ぶりを
発揮出しましたが、鞍上がムチを入れると素直に反応、残り100mであっという間に
粘るエルノヴィオに4馬身差をつけて見せました。

 今後の目標は秋の不来方賞、ダービーグランプリという事ですが、夏場は遠征競馬の
可能性もあるようです。地元レベルでは抜けた存在のチャイヤプーンの今後の動静から
ますます目が離せなくなりました。

2018 6/10 岩手ダービーダイヤモンドカップ【M1】

2018年06月09日 10:43 PM

先週日曜日の佐賀競馬を皮切りに、全国の地方競馬各地で行われている「ダービー」。
ダービーといえば、どのホースマンにとっても特別なもの。
地方競馬では各地のダービーをシリーズ化し、
7月に大井競馬場で行われるジャパンダートダービーを砂のダービーの頂上決戦としています。
日曜日メインのダイヤモンドカップ@水沢2000mは岩手地区の代表決定戦という意味合いもありますが、
もちろん岩手3歳のナンバーワンを決める戦いです。
本命はチャイヤプーン、去年の冬から4連勝中、このレースはある程度勝負付けが済んでいるメンバーとあって
おそらく一本かぶりの人気かと思います。

今週から水沢へと舞台を移している岩手競馬、実況生中継でお送りいたします。

抜群ナムラバイオレットの切れ味

2018年06月03日 8:20 PM

 地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ(成績は後述)の余韻冷めやらぬ
6月3日の日曜日。最終第12レースに組まれたのがD1000mのスピード決戦、
早池峰スーパースプリントでした。結果は上がり3F・34秒9の末脚を発揮した
ナムラバイオレットが最内からの見事な差し切り勝ちを収めました。
 1番人気は前走1200mの短距離特別を勝った実績馬タイセイファントムで、
軸の人気を集めました。2番人気は快速コウセン、今回6か月ぶりの実戦でしたが
去年芝の1000mのレコードを塗り替えたスピードに支持が集まりました。
3番人気は中央1600万下から転入2戦、短距離を使われて2着・1着と適性を
見せたオースミチャドでした。ところが上位人気の3頭が揃って討死にする結果に
オーロパークはどよめきました。
 好スタートを切ったフォルスが道中も先頭を譲らずに逃げまくりました。この日は
明らかな先行有利の馬場、鞍上の村上忍騎手が果敢に飛ばします。コウセンが続き、
メイショウオセアン・メジャーリーガーの5枠2頭が続き、タイセイファントムは
中団から前を伺います。あまりスタートがよくなかったナムラバイオレットは、
砂をかぶるのを嫌がり(関本淳騎手談)なんと最後方まで下がりました。
 第4コーナーを回ってフォルスが加速、後続を2馬身離して逃げ込みを図ります。
混戦の2番手争いから抜けてきたのは坂口裕一・メイショウオセアンで、ゴール前
100mを切った時点でこの2頭の争いになると思われました。しかしハイペースが
たたってか2頭ともやや最後は伸びを欠きます。ゴール前50m、外から迫った
オースミチャドが勝負に絡むかと思ったのもつかの間、なんと最内から突っ込んできた
ナムラバイオレットが先行馬を一気に抜き去ったのです。先行2頭の上りは36秒台、
外から差したオースミチャドの上りは35秒8、しかしナムラバイオレットは34秒9。
ただ一頭35秒を切る末脚は切れ味抜群でした。上位3頭の人気は4、8、6番人気、
3連単は38万7,710円という大波乱でした。

*3日は地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップの第1ステージ2戦がが10・11
レースに組まれていました。2戦を終えてトップは北海道の桑村真明騎手、2位は
浦和の繁田健一騎手、3位は佐賀の山口勲騎手でした。岩手の山本聡哉騎手は8位、
村上忍騎手は10位と出遅れましたが、まだチャンスはあります。来月浦和で行われる
第2ステージに期待しましょう。

2018 6/3 早池峰スーパースプリント【M2】

2018年06月01日 4:17 PM

電撃の5ハロン、1分弱の高速決戦の舞台は盛岡1000m。
ワンターン(コーナー周回1回)のこのレース。
勝馬には、全国の韋駄天たちが集結する
7/25の習志野きらっとスプリント@船橋1000mへの挑戦権が与えられます。
近走短距離で結果を出しているオースミチャド、古豪イーグルカザン、
短距離巧者メイショウオセアン、
久々の岩手復帰の当時の岩手2歳チャンピオン・メジャーリーガー、
短距離に矛先を変えてきた去年の岩手ダービー馬キングジャガー、
おそらくこのレースで重い印を背負うであろうタイセイファントム、
盛岡芝1000mレコードホルダー・コウセン。。。
どこから買えばいいのでしょう、バラエティに富んだメンバー。

またこの日は夏のJRA札幌で行われるワールドオールスタージョッキーズシリーズの
地方競馬からの代表騎手1名を決めるジョッキーズチャンピオンシップの第1ラウンドが
2レース行われます。
各地区のリーディングジョッキーが一堂に会し腕を競うこの戦いも熾烈!
14名の中から第2ラウンドへ進出する12名を決めます。

そしてJRA東京競馬場のG1安田記念も「のりこの週刊おばさん白書」で実況生中継。
東北絆まつりも相まって、アツい盛岡をお送りいたします。

2018 5/27 サファイア賞【準重賞】

2018年05月25日 8:23 PM

日曜日は日本ダービー、、、ですが岩手競馬でもダービーと同条件
3歳芝2400mで行われるサファイア賞が行われます。
夏の芝3歳王者を決めるオパールカップへと続くこの路線。
芝実績でいえば1枠1番プリヴィレッジ。
前走はまなす賞芝1600mは6番人気と評価を落としながらも快勝。
2歳時も芝で活躍していた馬だけに、このところの不振もあって盲点だったのでしょうか。
いずれ2400mという距離がカギ。
全馬がこの長距離を走るのは初めてということもあるので、波乱の目もありそうですがいかに。
日曜日は、このサファイア賞をメインに実況生中継します。

そして競馬の最高峰・日本ダービーがJRA東京競馬場で行われます。
断然人気は1枠1番ダノンプレミアム、、、あれっ、さっきも1枠1番と書いた気が???
のりこの週刊おばさん白書でこちらも実況生中継!


新星グランウブロが快勝

2018年05月20日 8:19 PM

 5月20日に行われた凖重賞・あすなろ賞は新旧勢力が入り混じる
激戦模様でしたが、川崎から転入3戦目のグランウブロ号が強い内容で
勝利を収め、来月17日のみちのく大賞典の有力馬に躍り出ました。

 1番人気は今季初戦のマイルの特別線を勝ったヴィグラスムーヴで、
前走豪快な追い込みを決めたグランウブロが2番人気、中央1600万下
から転入3戦を3、1、3着にまとめたナムラバイオレットが3番人気、
前走久々の差し切り勝ちを収めたコミュニティが、2015・16と
このレース連覇の実績を買われ4番人気に推されました。
 レースは先行力のあるナムラバイオレットが飛び出し、グランウブロが
2番手に無理なく付けました。チェリーピッカーとヴィグラスムーヴが
好位をマーク、ヒドゥンブレイド・コミュニティが中団を追走します。
緩みのないペースに置いて行かれる馬もある中、3~4コーナーでは
ナムラバイオレット・グランウブロの先行2頭が共にスパートしました。
ここでナムラバイオレットは後退、追走勢でも人気のヴィグラスムーヴの
手ごたえがなくなります。かわってチェリーピッカー、ヒドゥンブレイド、
コミュニティが追い上げ、直線に入るとグランウブロが単騎先頭、逆に
2番手争いが混戦模様となりました。
 グランウブロは最後まで失速することなく、食い下がるチェリーピッカーに
2馬身半の差をつけてゴールイン!前回の追い込み勝ちとは打って変わって、
先行抜け出しの正攻法で押し切った内容は強い印象を残しました。

 勝ち馬は元々が去年南関東の3歳勢のなかでは屈指の強豪として知られ、
ブルーバードカップ優勝、東京湾カップ5着の成績を残しました。しかし
3歳の夏から休養に入り、今年復帰後も古馬相手に目立った成績を残せず
やや印象が薄れていました。そのグランウブロが転入3戦目、これまでで最も
強い内容で勝ったことでいよいよ復活を告げました。
 次走のみちのく大賞典にはベンテンコゾウが待ち構えるほか、冬期間
他地区に遠征をしていたエンパイアペガサスも出走の可能性があります、
今回2着に入り復調ムードのチェリーピッカー、得意の水沢で評価が高まる
コミュニティなどもいますが、今回あすなろ賞で高い能力を見せつけた
グランウブロも頂上を目指す存在に浮上したといえます。

2018 5/20 あすなろ賞【準重賞】

2018年05月20日 12:02 AM

週末の大雨は大変でしたね。
日曜日は一転して晴れるよう。お出かけ日和になりそうです。

日曜日のメインは準重賞のあすなろ賞ダ1800mにフルゲート12頭です。
多彩なメンバーがそろっています。
古豪コミュニティは前走快勝、復活ののろしが上がるでしょうか。
中心はヴィグラスムーヴ、グランウブロあたり。

のりこの週刊おばさん白書では、JRA東京競馬場で行われるオークスG1も
実況生中継します。岩手競馬・JRAともにぜひお聞きください。

勝負の1枚V2

2018年05月13日 8:05 PM

 井上オークス勝負の1枚は、毎週応募いただいた方の中からおひとりに
井上オークスさんが推奨する500円分の馬券をプレゼントする企画です。
5月6日のシアンモア記念の馬複(1番人気)で連敗に終止符を打ったと
思ったら、13日のメイカップでは、新人騎手の単複で見事に複勝的中と
連勝を果たしました。

 オークスさんの狙いは51キロの恵量、岩本怜騎手のワンドロップでした。
岩本騎手がサイレンススズカの逃げに魅了され、スズカの勝負服をの意匠を
自らの勝負服にしたことを引き合いに、特別レースでもハナにたてれば
サイレンススズカ並みの逃げ脚を発揮してくれるのでは、という期待からの
推奨馬券でした。幸運?だったのはオークスさんが当日の他のレースをあてて
フトコロ具合に余裕があった(本人談)ことでしょう。ワンドロップの
単勝500円の他にご祝儀として複勝500円をプラスしてくださったのです。
 そんなオークスさんの期待を知る由もない岩本騎手ですが、ゲートがあいて
スッとハナに立つと絶妙な逃げを打ちました。ワンドロップはサイレンススズカ
のような大逃げではありませんでしたが、後続をひきつけてのタメ逃げが見事に
はまりました。最終コーナーでゴーサインを出すと後続を2馬身離し、もしや
単勝(16.7倍)もありかと思わせました。最後は地力上位のワイルドロジャー
に差されましたが2着を死守。複勝の4.5倍が的中となりました。

 サイレンススズカを引き合いに面白い分析をした井上オークスさんですが、
おそらく他に逃げ馬がいないことを見越してのプレゼント馬券だったはず、
流石としか言いようがありません。


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