いのち。伝えたい「災害弱者を守る〜医療的ケア児者の防災支援〜」
2020年12月29日(火) 10:30-11:00
今日の放送は終了しました番組概要
災害時に避難行動や避難生活が難しいいわゆる「災害弱者」。東日本大震災直後は支援対策について考える活動もあったが、ここ数年、活発には行われていない。
番組内容
人工呼吸器など医療機器が不可欠な「医療的ケア児・者」にとって、災害時の停電や断水はすぐに命の危険を及ぼす。
医療的ケア児・者は、出産年齢の高齢化や医療の発達により増加しており、医療機器も進歩しているため、「在宅医療」=自宅で家族に介護される生活が多くなってきている。つまり、発電・貯水設備のない自宅で被災する可能性が高い。
番組内容2
避難を受け入れるべき市町村ごとの「福祉避難所」は、全国的にも整備が進んでおらず、その数、備蓄や利用者の想定と把握も不十分だ。
番組では、東日本大震災津波からの避難を経験した沿岸部の障がい者に、必要な支援を聞く。
番組内容3
また、一関で活動する障がい者とその家族の団体が開催した「家族を守る!災害の知識と電源の確保」と題したオンライン講演会を取材。会場には最新の移動式避難所が持ち込まれ、一関の障がい者家族による体験宿泊も行われた。
様々な程度や症状の障害・病気がある中、目の前のひとりの命を救うために何が必要かを考えることが、多くの人に優しい「ユニバーサル」な災害対応環境を作る。
番組内容4
私たちがいま取り組むべきこと、災害弱者との関り方について考える。
おことわり
放送内容や時間は変更になる場合があります。