03月15日(火)のテーマ
鵜住居とともに~被災地ではなく“古里”として
古里と、東日本大震災と向き合い続けてきた前川記者。1年間の取材の最後に、母校鵜住居小学校の子供たちと触れ合った。今、伝えたい思いとは。
03月15日(火)のテーマ
鵜住居とともに~被災地ではなく“古里”として
古里と、東日本大震災と向き合い続けてきた前川記者。1年間の取材の最後に、母校鵜住居小学校の子供たちと触れ合った。今、伝えたい思いとは。
入社7年目 釜石市出身
報道部・花巻支局を経て2018年10月から整理部
若年性がんの闘病をしながら同じような状況の子どもたちとつながろうと団体を立ち上げた中学生の男の子の取材。自身が救われた経験を「今度は自分が」と行動を起こす姿に勇気をもらった。
洗濯をこまめに回すこと。
「紡ぐ 鵜住居とともに」という連載記事の今回は第5弾。「思い 語らい うれしくて」という見出しです。どういった内容ですか?
震災前の(鵜住居の)街並みとそのときの思い出をどのように残せるか、ということでデジタルマップを作り、それを使って(鵜住居小学校の)子どもたちに今の地域と当時の地域の違い、当時の思い出と今の(みんなの)思い出を聞いたり伝えたりしながら「古里を共に考える授業」を行ったという内容です。
写真からも和やかな様子が伝わってきますね。
小学6年生の子どもたちが、自分たちの気持ちや、地域をどのように自分が受け止めているかということをちゃんと自分の言葉で話してくれました。積極的に取り組み、一生懸命話を聞こうとしてくれたのもすごく嬉しかったです。
前川記者の記事を読む放送で紹介した記事はこちらからご覧いただけます
この一年間を通じて、あらためて鵜住居の連載記事をどのように感じられましたか?
鵜住居が私の古里という意識はありましたが、「ああ、やっぱりそうだ」と思わせてくれたのが、皆さんとの出会いでした。私のおじいちゃんおばあちゃんを知っていた人たちから聞いた「外から見た二人」を知り、尊敬する思いが強くなりました。家族のことでさえ、鵜住居に行っていろいろな方と話さなければ分からなかったことがあったので、生涯忘れられない一年間になりました。「あのときああいう企画があったよね」と、誰かが古里や自分の大事な人を思う機会になってくれればいいと思っています。
今回も「延長戦」のアーカイブを特別公開。放送だけでは伝えきれなかった前川記者の思いや、岩手日報若手プロジェクトチームが制作した「紡ぐ」動画第5弾も紹介しています。是非ご覧ください。
岩手日報若手プロジェクトチーム制作の動画コンテンツはこちらからもご覧いただけます。
@ibc_iwate 3/15 #でじらぼ 前川晶記者の出演はもうお馴染みですね☺︎『紡ぐ〜鵜住居とともに〜』第5弾として、前川さんが地元の児童たちに鵜住居についての授業をしたこと、伝えていただきました。#IBCradio #岩手日報 #IBC岩手放送 ♬ Back In Your Life (Instrumental) - Track and Field