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02月15日(火)のテーマ

見えない介護者~岩手のヤングケアラー

家族や兄弟の世話や介護などを担う18歳未満の子どもたちが岩手県内にもいる。「家族のサポートは当たり前」などという風潮のなか、声を上げられず、一人抱え込んで苦しい思いをしてきた子どもは少なくない。その実情にスポットをあて、課題とサポートの道筋について考える。

担当記者:小野寺 陽子

入社9年目 奥州市出身
報道部、花巻支局、旧学芸部、育児休業を経て21年4月からNIE・読者部

今も心に残る取材

震災取材。津波で子どもを失った母親を取材し紙面化しました。車で迎えに行く途中で波が迫り、祖父母と子の待つ家の手前で引き返し逃げた、というお母さまで、お話を聞いたときには深い後悔と懺悔のなかにいらっしゃいました。紙面を送ると表情を明るくされて「下の子が大きくなって、文字が読めるようになったらどんなことが書いてあるか教える。それまで額縁に入れて飾ります」と。うれしかったですが、重い言葉でした。どんな仕事もそうですが、人と向き合うことから逃げてはいけないと痛感しました。

マイブーム

子ども達とスター・ウォーズ観賞

スタジオに絵を持ってきていただきました。小野寺さんが描いた絵ですか?

はい、アクリル絵の具で描いています。いつか個展を開くのが夢です。

所属しているNIE・読者部はどういう部署ですか?

「Newspaper In Education」の頭文字をとってNIEと言っていますが、学校教育に新聞記事を活用してもらおうという取り組みをする部署です。

企画もなさるのですか?
 

毎週火曜日の紙面ですが、新聞記事を読んでその記事をもとにしたクイズを小中学生の皆さんに作っていただくという、読者の方と新聞社が相互にやりとりしながら一つの紙面を作るという企画をしています。

頼れる場所欲しくて

小野寺記者の記事を読む放送で紹介した記事はこちらからご覧いただけます

学業との両立に悩んだ中学生を取材されたそうですね。

ヤングケアラーという、浸透していない言葉だけにまだ世の中が動いていない部分が多く、取材しようとしてもなかなか企画にできない部分があったのですが、(中学生の)彼女が自分をヤングケアラーじゃないかと自分で気づかれて、家族と一緒に取材に応じてくださったことで、ヤングケアラーが身近にいるかもしれないということを伝えることができたと思います。

ヤングケアラーという言葉を知る機会が少ないかも知れませんね。

サポートが必要な子供たちだけではないので余計難しいのですが、子どもたちに「助けてほしい」と声を上げていいんだよ、と伝えることと、そのSOSを受けたらしっかりと社会が受け止められるように大人側の認識を上げておくことは大事なことだと思います。

放送を終えて

@ibc_iwate 2/15 #でじらぼ NIE読者部の小野寺陽子記者と、ヤングケアラーの実態について考えました。各家庭、各子どもの感じ方があるゆえ外から声をかけるのも難しいですが、身近にいる可能性があると意識するだけでも、心に余裕のできる子どもが出てくるかもしれません。#IBCradio #岩手日報 #IBC岩手放送 ♬ Mantan Gimanale (Kaka Main Salah) - Ayu Gurnita
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