10月12日(火)のテーマ
鵜住居とともに~残したい郷土芸能の記憶(後編)
大黒舞の曲が流れると自然に体が動く。子供のころ踊った懐かしい記憶。そして「地元の血」が流れている実感と喜び。踊ることは古里を継ぐこと。その「継承」が今、問われている。
10月12日(火)のテーマ
鵜住居とともに~残したい郷土芸能の記憶(後編)
大黒舞の曲が流れると自然に体が動く。子供のころ踊った懐かしい記憶。そして「地元の血」が流れている実感と喜び。踊ることは古里を継ぐこと。その「継承」が今、問われている。
前川記者の記事を読む番組でご紹介した記事はこちらからご覧いただけます
(鵜住居の)「郷土芸能の継承」について2週にわたってお伝えしています。この記事についてどんな反響がありましたか?
先週のラジオに関しては記事というより弦間さんの笛がすごいね、という。前回の動画配信中に吹いてもらった笛の反響がすごくて、「あれ?私も出てたんだけどな」となって(笑)
先週(鵜住居の)郷土芸能のひとつをご紹介したのですが、私も出身の静岡で郷土芸能をしているという話から・・・
私が「(笛)できますか?」と聞いたら、「いや実は(笛)あるんです」ということで・・・いや、生音よかったです。1回じゃもったいない(笑)
前回のアーカイブはこちら
今回の取材で、小さいころ、お祭りの練習で行った集会所で感じた匂いや記憶、小さいけれど自分の中で大事にしていたものが思い出されて、懐かしくなりました。
その気持ち私も分かります。集会所に沁み込んでいる人や道具の匂い、五感で郷土芸能を楽しんできた感覚が蘇ってきました・・・。今回取材したみなさんは、この「新神大黒舞」についてどんな思いを語られていましたか?
やっぱり人口が減っているので、何よりそれが継承にとっては難しい。でも、残していきたい、と皆さん言われていて・・集会所にあったお祭りの道具も津波で流されて、それをがれきから見つけ出してクリーニングしたり、今も誰でも参加できるように新しい衣装を縫っていたり。再興=もう一度立ち上がるために頑張っている。その思いをすごく感じます。 (高校生のお孫さんも) 郷土芸能が好きで、「踊るのが好き、だからやりたい」と。そういう気持ちが今まで地域の郷土芸能を残して、つないできた。それはすごく尊いものだと強く感じました。その続けたい気持ち、続けられる環境をどう作っていけるのか、これから考えなければならない。
今回もアーカイブを特別公開。前川記者の思いや岩手日報若手プロジェクトチームが制作した「紡ぐ」動画も紹介しています。ぜひご覧ください。
岩手日報若手プロジェクトチーム制作の動画コンテンツはこちらからもご覧いただけます。
@ibc_iwate 10/12 ##でじらぼ 「紡ぐ~鵜住居とともに」第3弾の後編をお届けしました。「新神大黒舞」は前川記者もむかし踊っていたそうで、思い出も混じえつつ、いた直面している"継承"について語っていただきました。##IBCradio ##岩手日報 ##IBC岩手放送
♬ Festival music - maruya328