570回「防災拭い」2020年4月18日OA

2020年04月18日 6:00 PM

デザインを手掛ける滝沢市大釜にある有限会社「クワン」は、岩手県のPRキャラクター「わんこきょうだい」をプリントしたユニークな手拭い「防災拭い」を制作、販売しています。「防災拭い」とは、災害を防ぐ「防災」と日本古来の「手拭い」をかけた造語です。災害時に落ち着いて行動するための手順や防災情報を厳選し、わかりやすいイラスト付きで手拭いに印刷しています。

大きさは縦34センチ、横幅は100センチ。よく見かける手拭いより10センチ長くなっています。煙の多い現場に遭遇した際は口を覆う、出血した際はそのまま、又は切り裂いて三角巾や包帯代わりにする等、手拭いだからこその活用方法があります。約35グラムと軽量で、手のひらサイズに小さく畳め、いつも持ち歩けます。東北大学の今村文彦教授が監修した「防災グッズ編」「地震編」「津波編」、又、3月より岩手大学の斎藤徳美名誉教授が監修した「台風編」が加わりました。「防災グッズ編」の真ん中にはわんこきょうだいの「そばっち」がデザインされ、その左側には「非常持ち出し品」として、いつも携帯したいモノ、必ず準備しておくモノのイラストが、右側にはあると便利なモノ、手拭いの便利な使い方、警察や消防の電話番号が記載されています。手拭いの文字はシルクスクリーンでプリントされていて濡れても消えない為、雨でも情報が確認できます。洗って繰り返し使え、薄いので乾きやすいメリットもあります。

小野公司社長は、2005年に県内の放送局から依頼され防災ハンドブック制作を手がけました。その際、防災の大切さを実感し「大人から子どもまで持ち歩ける防災用品」をコンセプトに制作することにした」とのことです。手拭いの右下には名前、生年月日、アレルギーの有無、連絡先を書き込む欄が設けられていますが「災害時、口頭で伝えることが困難な時、書き込まれた個人の情報が次に繋がるお手伝いができるのでは」と、その役割に期待しています。小野さんは「地域や学校での防災学習にご利用いただき、いざという時、慌てることのないようご活用いただければと思います」とリスナーに呼びかけています。防災拭いは、日頃から防災を意識し、災害発生時に冷静な行動をサポートするアイテムとして活躍しそうです。1枚税込み550円で、取扱店など詳細はインターネット「防災拭い」で検索すると御覧になれます。