先手必勝エイシンテキサス

2019年10月21日 6:15 PM

 10月20日(日)のメインは芝1000mで争われるM2重賞OROターフスプリント
でした。北海道・川崎・船橋・愛知から6頭の遠征馬が参戦、地元の7頭と電撃戦を
繰り広げ、6番人気、愛知のエイシンテキサスが好スタートから逃げ切りました。

 地方所属馬にとって走るチャンスの少ない芝コースのレースに集まったのは、
当然のこと中央・盛岡の芝で実績を残してきた馬、短距離実績の高い馬たちでした。
芝1000m戦でものをいうのはスタートです。出遅れては全く勝負にならないわけで
各馬・各騎手が神経をとがらせた中、ポンと飛び出したのは4枠4番エイシンテキサス
でした。先手を奪う事は小回りコースに於いては主導権を握ることに他なりません。
1番人気の川崎ケンガイア、盛岡の芝実績の高いコスモロングソード、1600mの
圭樹杯の勝ち馬サイレンティーナ等が追走しますが、エイシンテキサスはスタートで
奪ったリードを終始保ち第4コーナーを先頭で回ります。先行勢が伸び悩む一方で、
外から捲ったタイセイプライドが見せ場を作り、最速の上りタイムで迫りましたが
4分の3馬身届かず、エイシンテキサスが見事な逃げ切り勝ちを収めました。
 昨年秋盛岡の飯田厩舎に所属峙にはこのレースで4着の成績があった馬。その後
名古屋のAクラスで2勝、金沢の900mも重賞制覇と、レースが終わって振り返れば
勝つための条件を備えていたことがわかります。レベル比較で南関東や北海道勢に
対して地味な印象の名古屋の所属だったことで、今回6番人気に甘んじましたが
鮮やかな逃げ脚で評価を覆しました。
 鞍上の山林堂信彦騎手は、長らく川崎の中堅ジョッキーとして騎乗してきましたが
これが初めての重賞制覇でした。