大物の相グランコージー

2019年10月14日 8:24 PM

 10月13日の若駒賞は台風一過の盛岡競馬場で行われ、ここまで無敗の
グランコージーが1番人気に応え、強い内容を見せ4連勝で重賞をもぎ取りました。

 ここまでの3戦はいずれも逃げ切りだったグランコージーは、このレースで
初めて2番手に控える競馬を見せました。鈴木祐騎手を背に、行こうと思えば
行けた手応えながら、あえて番手に付ける競馬をさせたように見えました。
 グランコージーが逃げた6番人気ヨシノフローラを捉えたのは4コーナーの手前、
ほぼ持ったままの手応えで先頭に立つと、瞬く間に後続との差を開きました。
最後の100mは、激戦の2着争いを尻目に手綱を抑えたままの内容で楽勝、
奥の深さを十分見せつけました。
 父親ベルシャザールはキングカメハメハ産駒で2013年のジャパンカップダートの
勝ち馬。母アドマイヤプルートは中央3勝、産駒からは3頭の中央勝ち馬が出ていて、
走る素地は持っています。特筆すべきは青森産馬ということ。五戸町のマルシチ牧場
といえば白毛のハクタイユーなどの生産牧場として知られますが、強さで抜きんでた
馬が隣県青森から出たことは岩手のファンとして嬉しく感じます。今後はおそらく
南部駒賞が目標になると思われますが、まだ全く実力の底を見せていません。
本気で追ったらどこまで強いのか、楽しみがのこる若駒賞の勝利でした。