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IBC岩手放送

 

IBC岩手放送|岩手百科事典

2019年09月17日(火)

シャチホコガ科

シャチホコガか

鱗翅目(りんしもく)。本県産は88種を確認している。シャチホコガの名は尾部を上方にもたげる幼虫の姿を鯱(しゃちほこ)に見立てたことによる。成虫は小〜中型のガで、夜間活動し、灯火に飛来する。平地・低山地帯は最も種類が豊富で、ヒメシャチホコ・ホソバシャチホコ・ツマジロシャチホコ・オオトビモンシャチホコ・ツマキシャチホコ・モンクロシャチホコなどは普通に見られる。山地帯ではオオナカグロモクメ・アカシャチホコ・アマギシャチホコ・モンキシロシャチホコ・シーヴェルスシャチホコ・タカムクシャチホコなどの珍しいものが生息している。ヘリスジシャチホコは南方に広く分布し、本県がその北限となる。この科の幼虫はオオトビモンシャチホコなど樹木の害虫が少なくない。

Written by 岡野磨瑳郎

岩手百科事典とは

「郷土のすべてを知りたい」という県民の思いにこたえ、岩手放送開局25周年事業として1978年に刊行。10年後の1988年に補訂し「新版岩手百科事典」を刊行した。岩手の自然・歴史・地理などあらゆる分野・領域で5千を超える項目を網羅、集大成。
WEBでの掲載項目は「新版」に準拠し、刊行当時の内容をそのまま採録しています。このため地名や解釈等で、現在と違う場合もあります。予めご了承の上、お楽しみください。

2019年09月16日(月)

広隆寺

こうりゅうじ

花巻市四日町。藤興山。浄土宗。宮野目(現花巻市)に真言宗の庵(あん)があったが、法然の門弟石垣金光がここにとどまり、念仏庵とよばれた。1393年(明徳4)稗貫氏が現在地に堂を建立。良闇を開山とした。浄土宗奥州総本山の専称寺の末寺となり現在に至っている。約300年前に火災に遭い、その後1887年(明治20)に四日町大火で類焼。本堂は1897年に再建した。境内に樹齢600年と推定される大きなイチョウの木がある。

Written by 佐藤正順

2019年09月15日(日)

紅葉の名所

こうようのめいしょ

本県は、温帯低地林(コナラ・クリ林・アカマツ林)と温帯山地林(ミズナラ・ブナ・シラカバ林)に覆われているため、秋ともなれば全県が紅葉する。岩手山・早池峰山・栗駒山など諸高山の亜高山帯から高山帯にかけてもすばらしいが、渓流では松川・葛根田川・和賀川・夏油川・胆沢川・久慈川・安家川・閉伊川などの上流部の渓谷は特に美しい。

Written by 瀬川経郎

2019年09月14日(土)

県立埋蔵文化財センター

けんりつまいぞうぶんかざいセンター

岩手県立埋蔵文化財センター。都南村下飯岡。昭和40年代後半から、東北縦貫自動車道・東北新幹線建設などの高速交通網の整備を契機とした多くの大型開発事業の促進に伴って遺跡の発掘調査が急増し、出土遺物の整理・収蔵保管をはかる施設が必要となり、1981年(昭和56)4月に開所した。本館は鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積は2066平方メートル。機材収蔵庫は鉄骨造2階建て延べ床面積は150平方メートル。主な業務は出土品の整理・研究・保存処理や埋蔵文化財保護思想の普及など。

Written by 宮英一

2019年09月13日(金)

倹約令

けんやくれい

浪費を戒め節倹を勧める法令。646年(大化2)の薄葬令をはじめ古くからみられるが、特に江戸時代になって、幕府や諸藩の財政困窮が顕在化すると、衣食住の全般にわたる倹約と奢侈(しゃし)禁止が強制的に施行された。仙台藩では、1770年(明和7)に通常経費の半額をもって財政を賄うという倹約令(財政支出半減令)が出されている。これは減収54万石余といわれた1755年(宝暦5)の大凶作を契機に、1767年(明和4)の関東諸川国役普請への手伝い命令が藩財政の窮乏に拍車をかけ、ついに1770年には借金60万8600両余・借米2万4200石余に達したためにとられた措置であった。盛岡藩でも1742年(寛保2)に倹約令を発し、用人の向井伝右衛門を倹約用掛に任命し、さらに諸士への給付の借上を行った。盛岡藩では財政窮乏のため、この借上をしきりに行っている。

Written by 細井計

2019年09月12日(木)

絹本著色愛染明王画像

けんぽんちゃくしょくあいぜんみょうおうがぞう

陸前高田市米崎町普門寺内。県指定文化財。三眼六臀(び)の忿怒相(ふんぬそう)の仏画。頂に獅子冠をいただき、体は火のように赤く、手にはそれぞれ鈴・杵(しょ)・弓・箭(せん)・蓮(れん)・珠を持ち、赤色のれんげ上に趺坐(ふざ)している。室町時代の作。

Written by 村松史郎

2019年09月11日(水)

見坊田鶴雄

けんぼうたずお

1883〜1955 盛岡市長。盛岡出身。1904年(明治37)地方事務官として本県に在職し、1917年(大正6)青森県北津軽郡長、1921年福島県相馬郡長、のち満州に渡り、1927年(昭和2)遼陽地方事務所長。1931年鞍山地方事務所長を最後に退官し、関東州外果樹組合專務理事を1936年にて退職し、1939年(昭和14)9月盛岡市長に迎えられ1943年9月まで1期就任した。

Written by 山田勲