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IBC岩手放送

 

IBC岩手放送|岩手百科事典

2020年08月10日(月)

崎浜

さきはま

三陸町吉浜湾と越喜来湾の間にある漁業集落。地名はみさきの先にある浜の意で、典型的なリアス式海岸。付近はアワビ・ウニ・ワカメなどの生産が多い。三陸随一のブリ水揚げの小壁漁場も近い。北里大学水産学部も開設され、生産と研究の町となっている。

Written by 及川勝見

岩手百科事典とは

「郷土のすべてを知りたい」という県民の思いにこたえ、岩手放送開局25周年事業として1978年に刊行。10年後の1988年に補訂し「新版岩手百科事典」を刊行した。岩手の自然・歴史・地理などあらゆる分野・領域で5千を超える項目を網羅、集大成。
WEBでの掲載項目は「新版」に準拠し、刊行当時の内容をそのまま採録しています。このため地名や解釈等で、現在と違う場合もあります。予めご了承の上、お楽しみください。

2020年08月09日(日)

盛川

さかりがわ

五葉山南ろくに源を発し南西に流れる流路は、日頃市町付近で流れを東南に変え大船渡湾に注ぐ10.8kmの川。国道45・107号線の分岐点である権現堂橋のたもとに樹齢400年を数える老木ツキの木があり、昔この付近の堤防が切れて盛町が流失してから、堤防を守るために植えられたという。アユ・ヤマメ・イワナなどがとれる。

Written by 高橋薫

2020年08月08日(土)

細石器

さいせっき

三角形・半月形・台形などの幾何学的な形をした小さい石器で、一個を棒先に付けて鏃(やじり)としたり、数個を木や骨などの側溝にはめ込んで、ナイフ・かまなどに用いたものである。旧石器時代と新石器時代の中間の中石器時代に盛んに用いられたといわれる。モンゴル・シベリア・中国・日本のアジア地方では、細石器でなく、細石刃が新石器時代前に使われていたことが明らかにされている。新石器時代前の中石器時代または無土器時代の年代を今から1万2000年前とする説と6000〜5000年前とする説との両説に分かれている。これは縄文式土器出現の年代とも関係している。湯田町大台野遺跡から無土器文化として細石刃の出土が報告されている。

Written by 草間俊一

2020年08月07日(金)

在家

ざいけ

中世、領主の土地内に家屋を与えられて居住、領主に隷属して土地の耕作など在家役を負担した農民。また、その住居・園地を含めてもいう。領主の財産として売買・譲与の対象になった。東北・関東・九州の後進地に多くみられた。同じく中世の門田は名主の私有地であり、それを門田・名子地といったが、これも在家と同様隷農であり、その経営は園地が原則であったが、のちに水田を経営する者を田在家と称するようになり、中尊寺経堂の骨寺村の在家のように経営規模も年貢も全く同一であり、耕作権的なものが成立している。従って近世の検地では在家はほとんど本百姓に認定され、近世には在家的隷属者をみないようになった。

Written by 森ノブ

2020年08月06日(木)

金為時

こんのためとき

生没年不詳 古代末期の気仙郡司。郡司は地元の譜第名門から任じる。だから為時は気仙出身の地元族長家であった。前九年の役に為時は国司源頼義に味方し、しばしば安倍氏を窮地に追い込む策を立てその戦闘を指揮した。しかし一族とみられる磐井郡河崎柵主金為行は安倍氏に味方した。前九年の役には地元豪族間の対立も底流に深く流れていた。

Written by 高橋富雄

2020年08月05日(水)

コンブ養殖

コンブようしょく

1965年(昭和40)ごろから普及した。養殖なわは垂下と水平の二通りある。養殖施設はワカメと兼用し、それよりやや下層で養殖する。夏、 コケムシなど付着生物のため早採りが必要となるが、近年、秋の採苗から翌夏の収穫までの養殖期間で、二年コンブに近い良品を得る促成技術が普及し、宮古市重茂と田老町を中心とした下閉伊地方で多く産する。

Written by 広瀬敏夫・大村礼司

2020年08月04日(火)

コンブ

コンブ

褐藻(かっそう)類コンブ科の海草。県産種には、 マコンブおよびこの一品種のドテメ(テイセコ・ウラコンブなど)そのほかホソメコンブ(メノコ・ヌルメ)・ミツイシコンブ(クロコンブ・ホシコロシ)がある。マコンブは、2年生の良質なコンブ。種市一野田の遠浅な平岩盤地帯に多い。8月ごろに収穫して干し、ダシコンブ・トロロコンブ・塩コンブなどの加工用にする。ドテメは、主に湾内に生育し、すきコンブや「ゆでめ」などに加工される。ホソメコンブは、1年生コンブで、県内全域に分布。マコンブ同様に加工原藻(げんそう)となる。ミツイシコンブは、主に田老町から種市町中野の間の急深な岩礁地帯に多く、ほかのコンブに比較して粘液が少ないのが特徴。ダシコンブ・早煮コンブおよび、つくだ煮などの加工用コンブになる。

Written by 大村礼司