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今度の年末年始は休みが多くテレビを楽しみました。映画「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」のシリーズでゆったりとした時間を過ごすことができました。 |
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いわて大陸スペシャル「釜石橋上市場物語」は、時代の流れを感じさせる映像ならではの物語でした。元気なお年寄りがいい意味でしぶとく生きてきたのに、移転によって生きがいの場がなくなってしまう、その寂しさがひしひしと伝わってきました。 |
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「釜石橋上市場物語」は単なるドキュメントや歴史の紹介、もうすぐなくなるという話だけでなく、取材者がかなり橋上市場の人たちの内に入り込んで話を引き出しながらじっくりとらえている。個々の人生のドラマをつくっている感じがしました。 |
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正月に放送した新春自然スペシャル「八幡平」は八幡平の自然を映し出していましたが、多くの人に見てもらい、残してもらいたい貴重な映像だと改めて思いました。 |
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元日恒例の「いわてホットライン」ですが、今年はすごく良かった。振袖姿も見られなくなった街の風景の中で、IBCの女性アナウンサーの華やかな着物姿は正月らしく毎年頑張っていただきたいと思います。 |
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暮れにテレビ放送50周年企画「ザ・ベストテン2002」がありました。かつての「ザ・ベストテン」は真剣勝負が伝わってくる凄い番組で、それを知っている人から見ると、今回は真剣みに欠けイメージを傷つけられたのではないでしょうか。 |
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一番良かったのは、12月29日の「サンデーモーニング拡大版」でした。「日本と朝鮮半島の真実」という特集でしたが、これはTBSの一つの見識だろうと思います。朝鮮半島と日本の関係を古代から現代まで、食生活、政治、芸術文化、戦争、植民地政策など様々な角度から、我々の知らなかったことを全部出して、いま日朝問題を考えようとする姿勢でよく出来ていました。 |