夏休み中にどうぞ「魚の番屋」



野田村の「魚の番屋」に行ってきました。漁師彫刻家として知られる深渡栄一さんが、今年のゴールデンウイークの

5月3日にオープンした木製の魚の水族館です。110坪ほどの建屋の中には、380体の魚の彫刻が展示されていて、

いつも食べている魚から、図鑑の中でしか見たことのない珍しい魚の彫刻が飾られています。作品はケヤキ材など、

木目の美しい素材の持ち味を生かして丁寧に作られていて、写実性に富むと同時に思わず口元がほころんでしまうユーモアに満ちています。

 

 

 



 

 

 

ひときわ目を引くのは展示された作品中最大のセイウチ。

胴体の直系は約80センチほど、胴体をそらせたポーズは、ご友人から譲り受けたケヤキの根本の部分の形状をそのまま生かしたものです。

深渡さんにとっては、建材にむかない材木や流木も宝の山なのです。



魚好きに取ってはたまらない空間が広がっています。深渡さんがこれまで作成した彫刻は830体、ご自宅などには

まだまだたくさんの作品があるそうです。ネットで画像が見られる時代、全国から、海外からも「魚の番屋」を訪ねて

くる人も多いとのこと。岩手県人にももっと見て欲しい展示館です。

大人1000円、小中高校生500円、幼児は無料で、団体割引・老人ホーム入居者・障碍者割引もあります。

・・・・隘路は場所のわかりにくさでした。野田の道の駅の南側から山手に入って、迷路のような道路を進まなければ

なりませんが、協力者の方が手作りの案内板を道の角ごとに設置してくれたことで大分行きやすくなったようです。

「魚の番屋」はまだカーナビのデータに反映されておらず、敷地のある「平谷観光果樹園」で検索してください。

電話番号は0194-66-8866で、毎週木曜日が休館日です。

 

IBC ラジオ毎週土曜日5時からのフィッシュオンイワテでは、8月4日・11日の2回にわたって、深渡栄一さんへの

インタビューをお送りします。彫刻刀を握って35年、津波で九死に一生を得た経験や多くの支援者の協力で復活した

これまでの道のりを語っていただきます。