響け!復興の号砲―被災地高校アスリートの夏―

北東北全国高総体が、青森・岩手・秋田の3県で、この夏に開催された。今回の大会は、岩手県選手団にとって、「震災を乗り越えて」戦う特別な大会だ。被災地から参加するチーム、あるいは被災関連の様々なハンディを越えて奮闘する選手の活躍は、地域の活力となるはずだ。番組では5人の高校生アスリートに焦点を当てて、密着取材。沿岸地域の「スポーツの灯」を再び灯そうと、全国大会に勝ち上がった選手・チーム等の取材を通して、いわての高校生の「負けない気概」を送る。

飛行少女物語〜 岩手初の女子スキージャンパー成長記 〜

新星・高梨沙羅の登場で俄然脚光を浴び始めた女子スキージャンプ。2014年ソチ五輪での正式種目化も期待されている。さて、ここ岩手県にも「いつか世界へ」と、「飛行」を続ける女子選手がいる。盛岡中央高校1年の小林諭果。県内ただ一人の女子ジャンパーだ。現在、彼女を技術面・精神面で支えているのは72歳の開正夫コーチ。番組では、開正夫コーチとの二人三脚の日常、そして家族との「絆」を通して「飛行少女」小林諭果の現在を描いていく。

IBC特集「イーハトーブの音楽団〜いつも心に音楽を〜」

2010年12月末に矢巾町で演奏された「第九」。コンサートを作り上げたのは、町民合奏団と町民合唱団。地元ホールの20周年を祝い一丸となって難曲に取組んだ。その活動の先頭に立つのが自らも脱サラで音楽の道を選んだ指揮者の寺崎巌さん。音楽の奥深さを伝えていく寺崎さんと、音楽を通し、成長し続けようとするメンバーたちの1年間の活動と思いを追った。

IBC特集「アナトリア発掘記〜トルコに渡った岩手の考古学者〜」

東西文明の十字路・トルコのアナトリア高原で、四半世紀にわたって発掘を続けている盛岡出身の考古学者がいる。大村幸弘さん(64)。盛岡三高から早稲田大学を経てトルコに留学、日本隊として初めて発掘を許可されたカマン・カレホユック遺跡の調査隊長だ。今年7月、この遺跡の隣接地に博物館が完成し、落成式が盛大に行われた。村の人と一緒に感無量でこの日を迎えた大村さん。この遺跡には大村さんの、考古学者としての哲学が貫かれている。

忘れない あなたの事〜行方不明兵士100万人の捜索〜

太平洋戦争で戦死した日本兵の「遺体」(遺骨)は今なお100万人分以上、日本に帰還していない。異国に残された戦没者の無念を祖国に伝えようと、活動を続ける人々を取材。さらに、国をあげて取り組んでいるアメリカでの捜索状況を、日本政府の手法と対比させて紹介する。果たして遺族の思いは救えるのか。

IBC特集「オシラサマ昇天〜市民の舞台・遠野物語ファンタジー〜」

遠野市で毎年冬に上演される「遠野物語ファンタジー」は、役者はもちろん脚本・演出、大道具・小道具、照明・音響、劇中音楽の作詞・作曲・演奏に至るまで、プロの手を借りず市民の手だけで創り上げる文字通りの「市民の舞台」だ。柳田國男の遠野物語発刊百周年にあたる今年は、上演三十五回にして初めて、馬と娘の物語「オシラサマ」を題材に選んだ。子供からお年寄りまで、多くの市民が難しい題材に挑戦した姿と、感動の舞台を伝える。   

いわての映像史 第7回 スポーツ

岩手国体や新日鉄釜石ラグビー部の7連覇から、今年の甲子園での花巻東高校の快進撃まで、IBCが伝えてきた岩手のスポーツ50年史を映像とともに振り返ります。どうぞお楽しみに。司会は大塚富夫アナウンサー。

いわての映像史 第6回 文化

第6回のテーマは「文化」。ゲストに作家の高橋克彦さんを迎え、“元祖 岩手の文化の殿堂”昭和2年建設の有形文化財<<岩手県公会堂>>からお届けする。
昭和30年代後半から県内各地に相次いだ会館や記念館の建設の話、IBCが係ってきた放送と文化の話、平泉・世界文化遺産登録に向けての話など<文化>にまつわるあれこれを伝える。

いわての映像史 第5回 戦争

北上市の街道沿いに建つ墓にまつわる秘話「戦争を語り継ぐ人々」、戦争体験を持つ最後の教師が定年で学校から去る姿を追った「志願兵たちの昭和」…岩手に刻まれた戦争の記録を、盛岡市青山の戦争関連遺跡から送る。ナビゲーターは大塚富夫アナウンサー。

いわての映像史 第4回 自然を守る

第4回のテーマは「自然保護」。ゲストは三陸の海で「森は海の恋人」の運動を繰り広げている「牡蠣の森を慕う会」代表・畠山重篤さん。「カキの餌となる植物プランクトンを育くむのは川が運ぶ森の養分。川の流域に暮らす人々と価値観を共有しなければ、きれいな海は帰ってこない…」と始まったこの活動も、今年で20年。「牡蠣の森を慕う会」はNPOとして再スタートを切ることに。