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いわての森を活かす暮らし 火を囲むぬくもりの暮らし。 ペレットストーブってごぞんじですか?これは、樹皮やおがくずなどをリサイクルした木質ペレットを燃料にするストーブのこと。岩手では県独自の「いわて型ペレットストーブ」が開発され、少しずつ利用者が増えています。 |
今回はIBCアナウンサーで気象予報士でもある神山浩樹さんが、「ペレットストーブって、実際どうなの?」と、利用者に使い心地をインタビュー。使用歴3年、久慈市にお住まいの向井弘さんにお話を伺いました。
神山/向井さんは、ペレットストーブのことをどちらで知ったんですか?
向井/3年前に、岩手産業文化センターでやっていた県の住宅祭に行ったんです。その時に初めてストーブの存在を知りました。
神山/燃料になる木質ペレットは、樹皮やおがくずなどをリサイクルしたもの。石油のように輸入に頼る必要がなく、岩手の森から自給できるエネルギーなんですよね。
向井/そうなんです。まず、エネルギーが岩手産でしょ。ストーブも、釜石市の石村工業でつくっていまして、まさに「地産地消」なんです。岩手産のストーブを使うって、なんかいいなぁと思って。
神山/わかります、私もそういう暮らしって憧れます。しかも木質ペレットって、燃やしても有害物を出さないから、地球にもやさしい。岩手のエネルギーで暖まって、環境にもいいことができるって、とても素敵なことですよね。
神山/実際にお使いになってみて、いかがですか?
向井/やっぱり、炎が見えるのがいいですね。心がとても落ち着きますし、いつの間にか炎のそばに人が集まって、団らんの輪ができます。
神山/ああ、そういうのっていいですね。炎を見ていると、不思議と癒されますよね。
向井/しんしんと雪が降り積もる夜に、炎を眺めながら、ゆっくりお酒を飲むのが最高なんですよ。このストーブがあるせいか、週末は友達が集まってきて宴会になります。誰にとっても、炎って、やすらぎの象徴なんでしょうね。
神山/ほかにはどんな使い方をしていますか?
向井/ストーブの火で、焼き芋やピザを焼いたりします。海釣りが趣味なので、大漁の時は、釣った魚を焼くこともありますよ。焼き魚をつまみに、お酒を飲むのがまた美味しくて。やめられませんね(笑)。
神山/今まで使っていた暖房に比べて、快適性や実用性はいかがですか?
向井/ゆっくり空気を暖めてくれるので、家族の体にもやさしい。芯まで温まる感じがしますね。
神山/気になるのは経済性ですが、ランニングコストはどうですか?
向井/みんな驚くんですが、うちの暖房はこれ一台だけ。家の造りにもよりますが、我家は吹き抜けをうまく利用して、効率良く暖房しています。ですから、灯油を使っていたときとほとんど光熱費は変わりません。特にこのストーブは、ペレットだけでなく薪も燃料にできますから、経済的ですね。
神山/なんだか私もペレットスト−ブに興味がわいてきました。岩手でもストーブを使う方がどんどん増えてくるといいですね。
盛岡市仙北町の徳清倉庫株式会社では、事務所の中にサンポット社製ペレットストーブを導入しています。蔵を改築して造ったという趣のある事務所にも、自然に調和するペレットストーブ。専務取締役の佐藤重昭さんにお話を伺いました。
神山/なぜペレットストーブを使い始めたんですか?
佐藤/環境に優しいというのが一番の理由ですね。ペレットは木からできていますから、二酸化炭素を増加させることにはなりま せんし、岩手の森の再生にもつながります。
神山/会社にいらっしゃるお客様の反応はいかがですか?
佐藤/玄関口に置いていますので、中に入ってくると、まず炎に引き付けられるようです。「炎が見えるっていいですね」と、お客様によくいわれます。やはり炎というのは、人を癒す力があるんでしょうね。
神山/そうですね、炎見ていると落ち着きますよね。事務所ではどんな使い方をされているんですか?
佐藤/オーブンスペースを利用して、たまに焼き芋やピザを焼いたりしますよ。暖房という機能だけでなく、「楽しめる機能」が付いているのがいいですね。