岩手競馬X

岩手競馬X

放送日時
◆毎週日曜日「のりこの週刊おばさん白書」(13:00~16:30)内、17:00〜18:25

アナウンサー
加藤 久智
清水 康志

お便り・お問い合わせ

GDJの女王へ、エグジビッツ

2018年04月22日 8:44 PM

 地方競馬を舞台に、世代別の優秀な牝馬を選ぶポイント争奪戦が
グランダム・ジャパン=GDJです。22日に行われた今年の留守杯日高賞(M1)は
昨年のGDJ最優秀2歳馬エグジビッツが実力を如何なく発揮し戴冠しました。

 1番人気・北海道のエグジビッツ、2番人気・岩手のスターギアは共に馬体重が
注目されていました。両馬ともにシーズン初戦で馬体重を大きく減らしていたため
その回復具合が焦点の一つでした。しかし当日の発表はエグジビッツ+19キロ。
スターギア+13キロと、ほぼ減っていた分を戻してきました。これならばと
安心して馬券を買ったファンンが多かったと思われます。
 レースはスピード上位の浦和からの遠征馬リッカサンサンが先手を奪い、直後に
エグジビッツがつけます。レース後岩橋勇次騎手は「先頭の馬の速さはわかっていた。
楽に逃げられるのは嫌だったので積極的に行った」と語っていましたが、3コーナー
手前で外から並びかけ、4コーナーでは単独先頭に立ちました。直線、前2頭の後ろで
チャンスを窺っていた斎藤雄一・スターギアが進出、一旦はエグジビッツの外に並び
かけるシーンを作りました。しかしそこからが女王候補の真骨頂。残り100mもう
一伸びを見せて突き放して見せました。最後は2馬身半の差をつけてエグジビッツが
人気に応えました。3着はこれも直線差を詰めた北海道・プリムラジュリアンでした。
差し馬に向いたハイペースの中で先行抜け出しを決めたエグジビッツの実力は、
やはり1枚上の印象を残しました。去年に続いてグランダムジャパン最優秀3歳の座を
つかむことも十分可能と思わせる快勝でした。

IBCラジオPR
IBCワイドFM

2018 4/22 留守杯日高賞【M1】

2018年04月20日 11:13 PM

今年からM1格上げになった留守杯日高賞。
8頭立てと少し寂しい印象も、地元の筆頭格スターギアに、他地区の3頭。
中でもエグジビッツはホッカイドウ所属ながらも、
各地の重賞で好勝負を演じており、水沢1400mは経験済み。
他地区か、地元岩手か。
3歳牝馬による戦いを是非、ラジオでお聞きください。

岩本怜騎手デビューフル回転

2018年04月16日 4:35 PM

 4月14日のデビュー当日の土曜日5鞍、15日の日曜日はメインレースを含む7鞍に騎乗。
この乗り鞍の数は長らく岩手競馬を見てきた私には記憶のない破格の多さです。解説者の
松尾康司さんに聞いても過去に例はなく、岩本怜騎手のデビューは異例のものとなりました。
所属厩舎の三野宮通調教師は、「他の調教師や馬主の協力が得られてたくさん乗せることが
できた」と話していましたが、まじめに礼儀正しく修行していると評判の新人ジョッキーに
多くのチャンスが与えられた形です。その岩本怜騎手は日曜日までの12レースでは3着が
最高でしたが、おそらく早いうちに初勝利のニュースが聞けるはずです。

 その岩本怜騎手が騎乗した日曜日のメインレース・スプリングカップは波乱の結果でした。
稀代のスピード馬だったサイレンススズカに憧れ、スズカの勝負服のデザインをそのまま
自分の旗手服にした新人ジョッキーは、ブレシアイルに乗ってサイレンススズカばりの
大逃げを打ちました。思い切って先行せよと指示があったようですが、ダート1600mの
レースで、前半後続を10馬身近く話す逃げにはびっくりさせられました。暴走といえば
それまでですが、この大逃げが波乱の結果を呼ぶことになります。
 今回のスプリングカップの1番人気・ニッポンダエモンは慌てず騒がず2番手でレースを
進めようとしました。しかし、3番人気を集めたリュウノムーンが本命馬の外から馬体を
あわせると2頭に一気に行き脚がつきます。2頭の競り合いの前には大逃げのブレシアイルが
いました。折り合うわけでもなく前を捕まえようと本能的にハイペースに巻き込まれた形の
ニッポンダエモンとリュウノムーン。3角過ぎにブレシアイルを捕まえた時には相当脚を
使ってしまっていました。
 新人ジョッキーの大逃げを意地を張りあうように追い上げた有力2頭。3頭が演出した
ハイペースを利したのが4番人気のグランフェルメールでした。4コーナー手前で前に
追いつくと直線一気にはじけ、追い込んできた2番人気のムゲンノカノウセイに5馬身差を
付ける完勝でした。鞍上の斎藤雄一騎手のガッツポーズが鮮やかな勝利を印象付けました。
川崎の新馬戦を勝ったあとは追いこんで届かず3敗。転入初戦も追い込み切れずの4着
だったグランフェルメールでしたが、今回の内容は重賞路線の核になりうるポテンシャルを
見せた格好です。

 岩手競馬は2018シーズンが始まったばかりながら、日曜日はフレッシュな人馬が話題を
さらいました。一方、月曜日の第1レースでは当代のリーディングジョッキー山本聡哉騎手が
デビュー1400勝を達成しました。14年目で1400勝のペースは、往時の天才騎手・
村上昌幸現調教師に並び最速です。18日に大井競馬場で行われるGⅢ東京スプリントでは
ラブバレットとのコンビでグレード初勝利に挑む山本聡哉騎手に期待がかかります。


 




ベンテンコゾウが今季の覇権を主張

2018年04月08日 8:41 PM

 4月8日のメインオープンクラスの重賞・赤松杯(M3)は、7頭立てながら
一線級が揃った好メンバーで行われ、1番人気に推されたベンテンコゾウが実に強い
内容で勝ち、今シーズン重賞路線の主役に立つことを主張しました。

 冬場南関東のA2特別2戦を圧勝してきたベンテンコゾウは昨季の年度代表3歳馬。
同厩・同馬主のラブバレットが1400m以下の短距離で全国区の存在として活躍中の
ため、この馬には1600m以上のチャンピオンディスタンスで、岩手ナンバーワン
になることが求められています。南関東2戦の内容から、この日も人気になりました。
 一方、相手も多士済済。去年の覇者イーグルカザン、昨秋の青藍賞馬チェリーピッカー、
年明けのトウケイニセイ記念で優勝したタイセイファントム、去年の年度代表牝馬の
ユッコ、今季初戦2着で上積みが見込まれるヒドゥンブレイド等の既成勢力に加え、
船橋B2クラスから転入初戦のロジストーム号が、調教一番時計をマーク。鞍上に金沢の
名手吉原寛人を配し勝負気配を漂わせました。
 レースはその吉原・ロジストームが逃げ、ベンテンコゾウの前に立ちました。一方の
ベンテンコゾウは慌てず騒がず2番手を追走、イーグルカザン・チェリーピッカー等が
追走し、タイセイファントムはその後ろに付けました。勝負に出たロジストームが
ペースを上げるとベンテンコゾウがすぐに反応し、2頭が後続に水を開けます。ようやく
タイセイファントムが3番手に上がり、最後の直線に向かいました。ここでようやく
村上忍騎手の鞭がはいり、ベンテンコゾウが一気に加速、抜け出しました。全く危なげ
ない内容でまさに完勝といっていいレースでした。2着はタイセイファントムの追い上げを
かろうじて封じたロジストームが粘り、1→3→2番人気での結着となりました。去年より
更にパワーアップしたベンテンコゾウの雄姿が躍動した赤松杯でした。


2018 4/8 赤松杯【M3】

2018年04月05日 11:53 PM

今週日曜日の岩手競馬クロス、メインは11Rの赤松杯です。
昨年の最優秀3歳馬ベンテンコゾウが船橋修行を終えて
このレースから岩手復帰となります。
そしてJRAから転入後マイル重賞2勝のタイセイファントム。
10歳にしてまだまだやれるところは前走のトウケイニセイ記念で証明しています。
岩手競馬クロスは「のりこの週刊おばさん白書」番組内、
そして午後5時~の1時間でお送りします。

JRA阪神競馬場のGI桜花賞も実況生中継でお送りします。
お楽しみに!



スターギアが重賞一番槍

2018年04月01日 8:32 PM

 2018シーズンの開幕を飾る重賞、岩手日報杯あやめ賞は1番人気の
スターギアが圧勝しました。デビューした門別で2勝をあげ、昨年秋転入後
岩手でも2勝。重賞の寒菊賞と金杯で2着に入り、地元の同世代の牝馬に先着を
許してこなかった経歴は出走10頭の中では抜けていました。
 とは言え、今回は笠松の牝馬トップクラスから転入初戦のバレンティーノ、
中央1勝で転入初戦3着のキャクタスなど新興勢力がいた上に、3か月ぶりの
自身の馬体重が-18キロと発表されたことで安泰ムードではありませんでした。
 しかしゲートが開けば心配は杞憂であることが証明されました。スピード馬の
ピーベリーの逃げを余裕をもって追走、バレンティーノ、サンエイエンジェルが
追走するのを尻目に、3コーナーで先頭に並びかけ最終コーナーで先頭に立つと
直線はは一人旅。熾烈な2着争いを制したバレンティーノに6馬身差をつける
圧勝でした。馬体減は調教一番時計の稽古内容と輸送を考えれば、結果許容範囲
だったといえそうです。スターギアが春の目標・日高賞に展望を開いた一戦でした。

2018 4/1 あやめ賞【M2】

2018年03月29日 6:06 PM

いよいよ今週の日曜日は、新年度岩手競馬の開幕です。
3月の1開催は前年度の特別開催ということで、正式には4/1からということになります。
岩手競馬クロスは「のりこの週刊おばさん白書」番組内、そして17:00-18:00の時間で
お送りします。
※レース時間によって放送時間の枠大および縮小がありますので、
 変更に際はその都度このブログでお知らせします。

オープニングデーのメインは3歳牝馬によるあやめ賞1400mです。
春の3歳女王を決める留守杯日高賞(M1)@水沢1600mの前哨戦となるレース。
2歳から岩手で走っていた馬、JRAからの転入初戦の馬など、春特有の難しさがありますが
好レースに期待しましょう。

のりこの週刊おばさん白書番組内では、JRA阪神競馬場の大阪杯GIの模様も、実況生中継します。
キタサンブラック引退により空位となっている古馬中距離王座の主役が決まります。
シュヴァルグラン、スワーヴリチャードの2強対決と個人的(名馬館D)には思っていますが
結果やいかに?!

旅打ち競馬ライター・井上オークスさんが放送当日の1つのレースの馬券を購入し
その馬券が当たってもハズレても、応募していただいたリスナーの皆さんに抽選で
馬券をプレゼントする「井上オークス・この一枚」。
どしどしご応募受付中!
メールはkeiba@ibc.co.jp 
ハガキは〒020-8566 IBCラジオ「岩手競馬クロス 井上オークスこの一枚」係
氏名、住所、電話番号、年齢、番組へのメッセージを添えてお送りください。
なお、20歳未満の方は応募できません。あらかじめご了承ください。

2018 3/25

2018年03月23日 6:49 PM

今週水曜日3/21から岩手競馬が始まりました。
これとともに、今年も岩手競馬クロスが日曜日から放送となります!
のりこの週刊おばさん白書番組内、そして今週は午後4時30分からの1時間、
水沢競馬場から実況生中継で、最終の「スプリント特別」までの後半5レースを
お送りします。
いきなり年度代表馬ラブバレットの登場であります!

そして、今年もやります!井上オークスこの一枚。
旅打ち競馬ライター・井上オークスさんが放送当日の1つのレースの馬券を購入し
その馬券が当たってもハズレても、応募していただいたリスナーの皆さんに抽選で
馬券をプレゼントする、というものです。
ちなみに今年の応募受付は4/7放送分からとなりますので
ふるってご応募ください!
メールはkeiba@ibc.co.jp 
ハガキは〒020-8566 IBCラジオ「岩手競馬クロス 井上オークスこの一枚」係
氏名、住所、電話番号、年齢、番組へのメッセージを添えてお送りください。
なお、20歳未満の方は応募できません。あらかじめご了承ください。

2017年度代表馬選考過程と結果

2018年02月13日 5:57 PM

     競馬の話               2018年2月9日放送内容

◎おととい2月7日の水曜日に、2017シーズンの岩手競馬年度代表馬選考委員会が
開かれまして、ラブバレット号が2年連続で年度代表馬に選ばれました。私も委員会に
でましたので、今日は、各部門の選考結果と選考過程についてお伝えします。

★今年はすんなり決まったんですか
●年度代表馬のラブバレットは、投票権のある11人の委員の満票ですんなり
決まったんですが、その前段階の6部門、2歳、3歳、4歳以上、芝コース、牝馬、
それに今回から追加された短距離馬のあわせて6部門の選考の段階では、かなり
議論が伯仲しました。選考会の議事進行にそって紹介していきます。

★では2歳部門から先行過程と結果をお願いします。
●はいこの部門では水沢・千葉幸喜厩舎の牡馬チャイヤプーン号が満票の11票を
獲得しました。この路線は秋口まではブレシアイルという馬が実績を残していましたが
10月に北海道から移籍してきたチャイヤプーンが重賞の寒菊賞と金杯を勝ちました。
転入後は遠征馬以外、地元の馬に先着を許していないことも評価されて、文句なしに
最優秀2歳になりました。

★つづいて3歳部門ですね
●ここは2頭に票が割れました。岩手で重賞4勝、根幹レースのダイヤモンドカップと、
不来方賞を制覇したキングジャガーと、北海道の3冠路線に挑戦して1、1、3着。
北斗杯と北海優駿を制したベンテンコゾウの比較になりました。岩手のダービー馬と
北海道のダービー馬の比較という形になりました。地元での強さを評価して
キングジャガーを推す声もありましたが、直接対決となったダービーグランプリで  
ベンテンコゾウが先着したことと、ベンテンコゾウは4歳以上の古馬と戦った桐花賞
でも2着にはいったことが評価されて、より多くの票が集まりました。挙手の結果8対3で、
菅原勲厩舎の牡馬ベンテンコゾウが選出されました。

★つづいて4歳以上の部門です
●ここも3歳部門と同じ図式で票が割れました。地元の根幹重賞、みちのく大賞典と
桐花賞を勝ったエンパイアペガサスと、地元のクラスターカップ2着をはじめ
全国区のグレードレスや重賞で活躍したラブバレットの比較になりました。地元の
レースで実績を残した馬か、全国で活躍した馬か?岩手競馬の年度代表とは
そもそも何かという論点もふくめ、もっとも選考に時間をかけました。その結果、
クラスターカップの他にも、おなじグレードⅢの全国区の重賞兵庫ゴールドトロフィーで
2着にはいった他、交流重賞の笠松グランプリ3連覇、さらに岩手の重賞を2勝という
総合的な成績を評価して、菅原勲厩舎のラブバレットが7対4で選ばれました。

★日本のプロ野球で活躍した選手と、大リーグで成績を残した選手の比較は
たしかに難しいですよね。次は芝コースの部門ですね
●はい、最優秀ターフホース部門も票が割れました。短距離の重賞を3勝した
コウセン号と、中距離の重賞で2勝して直接対決でもハナ差ながら先着した
サンエイゴールドで見解が分かれました。ただ長らく破られなかった芝1000mの
レコードタイムを更新した点を評価する委員が多く、7対4で桜田康二厩舎の
コウセンが選ばれました。

★次は最優秀牝馬ですね
●ここは牡馬との混合重賞、最高格付けのM1・シアンモア記念を勝った、
佐藤雅彦厩舎のユッコ号が満場一致ですんなり選出されました。

★そして短距離部門ですが、この部門は新たに設けられたんですか
●はい、過去の年度代表馬の選考では、レース体系の中核が1600mから
2000mのレースが多いこともあって、中長距離馬が選ばれることが多く、
短距離馬がなかなか日の目を見ない時代が続きました。そこで、昨シーズン
岩手競馬が短距離路線を重視したレース体系を作ったのに合わせ、短距離部門に
特化した賞を設けた訳です。ただ、その短距離部門ではラブバレットの実績が
断トツで抜けていましたので、4歳以上の部門とあわせラブバレットが受賞しました。

★特別表彰部門はビュレットライナー号ですね
●はい、最後のサンデーサイレンス産駒の現役馬として注目された存在でしたが、
14歳で2勝、16歳の1月まで現役という記録は岩手競馬史上1位です。長年の
活躍に敬意を表して佐藤雅彦厩舎のビュレットライナーを特別賞に選びました。

★そしてこれまでに名前が上がった馬の中から年度代表馬が選ばれたんですね
●はい、これはもう11票の満票でラブバレットが2年連続で2017年度の年度代表馬に
選ばれました。年度代表4歳以上、年度代表短距離馬、そして総合の年度代表の
3冠に選ばれた形です。

★それから、ファン感謝特別表彰がありましたね
●はい、おととし世を去った岩手競馬の名馬メイセイオペラ号の記念碑が、去年
オペラの命日の7月1日に水沢競馬場に設置されました。広くファンによびかけて
集まった寄金で記念碑を建てるという、これまでにはなかったムーヴメントを主導した
メイセイオペラ記念碑建立委員会に、ファンを代表する形で表彰をうけてもらうことに
なりました。今年度は馬事文化賞という形ではなく、ファンの行動を讃える意味での
賞としました。

★では最後に表彰式の日程をおしえてください。
●はい、2017岩手競馬アワードとして3月7日にホテルメトロポリタン盛岡
ニューウイングで開かれます。予約が必要ですが一般のファンも参加できますので
岩手競馬のホームページをご覧になってください。



村上忍騎手最終日に3000勝達成!

2018年01月09日 6:23 PM

 岩手競馬で3人目の3000勝ジョッキーが誕生しました。村上忍騎手がレギュラーシーズン
最終日の1月8日、第6レースをゴールドジャイアンで逃げ切り、勝ち星を大台に乗せました。
今シーズンはベンテンコゾウで北海道2冠を制するなど全国区でも活躍した村上忍騎手ですが、
デビュー24年目の最終日の3000勝達成には大きな意味があります。過去に達成した2人は
菅原勲騎手が25年目、小林俊彦騎手が26年目での達成でしたので、3000勝到達のスピードは
村上忍騎手が一番早いペースとなりました。セレモイニーは3月の特別開催に行うため、当日は
記念撮影だけが行われましたが、プラカードをもつふじポンのそばで村上忍騎手の笑顔が
はじけました。

もっと読む