IBC岩手放送

 

IBC岩手放送|岩手百科事典

2018年04月23日(月)

中岳

なかだけ

安代町と秋田県鹿角市の境界をなす1024.2mの山。中岳の東方1kmの地点は岩手・秋田・青森3県の県境で四角岳がある。安比川水系の切通川に沿って中沢付近まで林道が通っており、そこから四角沢東部の古い歩道を利用し、四角鉱山跡を経て頂上に至る。田山から車を利用し2時間ほどのコース。

Written by 佐々木嘉直

岩手百科事典とは

「郷土のすべてを知りたい」という県民の思いにこたえ、岩手放送開局25周年事業として1978年に刊行。10年後の1988年に補訂し「新版岩手百科事典」を刊行した。岩手の自然・歴史・地理などあらゆる分野・領域で5千を超える項目を網羅、集大成。
WEBでの掲載項目は「新版」に準拠し、刊行当時の内容をそのまま採録しています。このため地名や解釈等で、現在と違う場合もあります。予めご了承の上、お楽しみください。

2018年04月22日(日)

ウミヘビ

ウミヘビ

ウミヘビは魚類に属するものと、ハ虫類に属するものとがある。ハ虫類のウミヘビには、エラブウナギ・セグロウミヘビなど毒ヘビに類するもので、熱帯の海に多い。魚類のウミヘビは、ウナギ・ハモと同類のダイナンウミヘビがあり、大きいものは1.5mにもなる。本州中部から南の海に多く生息している。まれに県内でも発見される。体は円筒状で細長い。

Written by 蛯子正昉

2018年04月21日(土)

源太ケ岳

げんたがだけ

松川温泉から西へ約4km進んだ所にある標高1541mの山。西に大深岳、北東に上倉山・中倉山が連なり、八幡平から平らなテーブルランドを成している。坂上田村麻呂が部下源太忠義・忠春を蝦夷(えぞ)の居る大地獄方面の物見に登らせた山といわれる。

Written by 小林意澄

2018年04月20日(金)

外山牧場

そとやまぼくじょう

盛岡市の中心から北東に約24km 玉山村薮川に立地。標高700〜1000m、起伏が多く、夏は冷涼で、冬は北海道旭川並みの厳しい気象条件。外山・岩洞の両ダムを擁する外山早坂高原県立自然公園の一部、 1876年(明治9)県令島惟精によって創設された。県産馬会社・宮内省御料牧場・県種畜場と変遷を経ながらも一貫して牛馬改良の拠点として畜産振興に貢献。現在は県畜産試験場外山分場となり、肉牛大規模経営技術開発研究が行われている。現有面積1600ha、御料牧場当時は1万600 haに及ぶ広大な牧場であった。1879年獣医学舎が設置され、盛岡農高濫しょうの地でもある。民謡外山節は明治中ごろ御料牧場草創期に秋の草刈りのなかから生まれた。郷土芸能としては大正末期から伝わる外山駒舞(こままい)がある。

Written by 道又敬司

2018年04月19日(木)

懐日記

ふところにっき

江戸後期の南画家谷文晁の旅日記。1807年(文化4)8月1日江戸出発、9月22日下北半島の横浜に至る旅の動静を記す。各地の銘石・奇石などを訪ねながら、渓谷・山間の岩石にも注意を向け、画家の目で簡けつに風景を記している。各地の文人・豪農を手がかりにしての旅で、江戸後期の中央と地方の文化交流の一面が示されている。また、当時の盛岡藩領の風俗をもかいま見せてくれる。

Written by 鈴木宏

2018年04月18日(水)

八の太郎

はちのたろう

岩石・山・池沼などの地形の由来が巨人と結付いて形成される伝説があり、県内では八の太郎または八郎太郎の伝説が県央県北に流布している。八の太郎は県境の山の、またぎ村の住民で、谷川の魚を食べて大蛇(だいじゃ)となり、十和田湖の主となったが、南祖坊に追われて岩手に来て住みかとなる湖を求める。そして雫石盆地を大湖とするため山に荷なわをかけてせき止めようとするが、岩手山権現が怒って大岩石を八の太郎に投げつけたので果たさず、八郎潟に行ってそこの主となるという伝説。これに関する山・森・岩石の地形と結びつけて語られている。

Written by 小形信夫

2018年04月17日(火)

巽山

たつみやま

久慈の市街地が展望できる丘陵地の末端台地。巽山神社を中心に広場や児童遊園地のある都市公園で市民の憩いの場である。柔道家三船久蔵十段をたたえる三船記念館や記念碑があり、記念館は少年たちの柔道練習場になっている。高館山の一帯は「市民の森」として整備され、 レクリエーションの場となっている。

Written by 谷地研二