第485回番組審議会・議事概要

日 時: 平成16年2月24日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
委員の出席:
出席委員
11名
  石川 桂司委員長
  藤原 正紀副委員長
阿部 价男委員、熊谷 志衣子委員
小苅米 葉子委員、小松 務委員
佐藤 潤次郎委員、米谷 春夫委員
三浦 宏委員、矢佐 俊幸委員
山崎 文子委員
欠席 3名
  坂田 裕一委員、中原 志郎委員
吉沢 正則委員
会社側出席者:

小西社長、阿部専務、佐藤常務、
川島業務局長、井上技術局長、村上報道制作局長
角館制作部副部長、金谷番審事務局長

議 題: テレビ「徹と恵里佳のユーラシア麺ロード3万キロ」について


<委員の主な発言>

・テレビ「徹と恵里佳のユーラシア麺ロード3万キロ」について
大変楽しい番組でしたが、麺がどのように根付いて、どの麺が家庭に入り、どのように好かれているのか等、地域に住んでいる一般の方々の顔を見たいという気持ちはありました。
知的には麺の文化、視覚的にはそば畑など十分満足のいくものでした。
全国版で放送していたので、じゃじゃ麺、冷麺、わんこそばなど、岩手を全国に知らしめる効果的な番組だったと思います。
そばが世界中いろんな所で作られていて、本当に奥が深いことを感じました。山川恵里佳さんは岩手出身ですが、こんなにほがらかで活発で元気なお嬢さんがいるんだということはとても嬉しいことです。
18〜19カ所、次から次と沢山の情報がありましたが、最後に盛岡、日本の麺とどんな共通性があり、どんな違いがあったのか簡単にまとめてもらうと印象に残ったと思います。
最後に何を言おうとしているのかがすっと消えてしまい、尻切れとんぼに終わってしまったのがすごく残念です。渡辺徹さんはローカル制作にもかかわらず、本当に一生懸命おいしく食べてくれました。
いろんな国にいろんな麺があり、いろいろな作り方があることをうまく紹介しており、それが麺王国の盛岡と結びつくということで、盛岡のPRになったと思っています。
全体としてはリラックスして楽しめました。イタリアの二・八そばにはびっくり、新発見でした。タレント3人のコンビもよくあるオーバーアクションではなく、素朴で庶民的な流れの中に合っていたと思います。
大変素晴らしい番組でした。強いて言うと、外国の麺と岩手の麺とのリンクのさせ方と、外国のいろんなメニューの紹介があればもっと良かったと思います。「麺ロード3万キロ」の意味がよくわかりませんでした。
新興勢力ながら日本の麺王国の盛岡はその中心だということで非常に面白いとおもいます。尻切れとんぼという見方もあるようですが、それなりに一生懸命頑張って終わっているという印象を受けました。
雲南省からそばが出たということであれば、雲南省からスタートしてもよかったのでは。地域の様々な環境を経て、そばがどう変化して盛岡に来て今の形になったのかという見方も面白かったのではないでしょうか。
パーソナリティ3人が番組に非常に合っていました。そばの紹介を二戸から始まったのは、岩手からインパクトを与える意味で、あれはあれで良かったと思います。グルメ番組にありがちなわざとらしさがないのは そばをすする音の効果音がよかったんだと思います。


<局 側>
「麺ロード3万キロ」の意味は、麺ロードは中国から発祥したと考え、そこからベトナム、ブータン、シルクロード、イタリアまで合算した中で語呂がいいという意味での約3万キロです。壮大さをイメージしました。

番組企画自体が始まったのが一昨年の2月ごろで、フルネットの実施にあたり、TBSからは非常に難しい注文がつきましたが、シルクロード取材での経験や、盛岡は麺だから麺がいいのではないかということで今回の麺ロードになりました。制作にあたってはローカル局の宿命というか、予算がないのでロケハンなしの形でやった作りになっています。尻切れとんぼとのご指摘も痛いところで、もっともっと知的好奇心がくすぐられる部分はたくさんあったんですが、そこまで広がらなかったことと、世界への広がりとして地図なども見せながら麺ロードのロードの部分を強調してやりたかったんですが、その辺が最後に弱くなったのが反省点です。
今回は普段県内向けに作っている番組とはトーンが違い、非常に不慣れな部分もありましたが、奥の深いテーマであり、これからも勉強して取材していけば、またこういう機会があるのではないかと考えて制作させていただきました。イタリア班、中国・アジア班、それぞれのディレクターがかなりの収穫を持ってきたようなので、今後につないでいければと思っています。

各地区の視聴率はTBSが6.1%、HBCが7.3%、MBCが5.7%
でした。各局の50周年番組は大体4%を取れればという数字で、その中でTBSの6.1%というのは今まで放送した中では一番視聴率が良かったことになります。


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