第483回番組審議会・議事概要

日 時: 平成15年12月18日(木) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
委員の出席: 出席委員数 13名
出席委員の氏名
委員長
石川 桂司
副委員長
藤原 正紀
委  員
阿部 价男、 熊谷 志衣子
小苅米 葉子、 小松 務
坂田 裕一、 佐藤 潤次郎
中原 志郎、 米谷 春夫
矢佐 俊幸、 山崎 文子
吉沢 正則 
会社側出席者:

菊池会長、小西社長、阿部専務、佐藤常務、 
川島業務局長、井上技術局長、村上報道制作局長
藤沢制作部専任部長、金谷番審事務局長

議 題: 「きてけへ おでんせ秀樹・雪江の青森・岩手紀行」について


<委員の主な発言>

・「きてけへ おでんせ秀樹・雪江の青森・岩手紀行」について
ATVは観光案内的な色合い、IBCは地域おこしという色合いが強く両局の視点がちょっと違ったことに違和感がありました。IBCも八幡平など有名な所をもっと出していけばバランスが取れたと思います。
ペアで取材している構成が非常に面白く、ATV、IBCの両コンビともいいキャラクターでした。「トリコロール」や「カシオペア」など普段聞かないフレーズか゛非常に新鮮に感じられました。
2局で一緒に作るのは大変難しいんだなと感じました。開業1周年を住民や観光客がどういうふうにとらえてきたかという視点をもっと突き詰めるべきだったのではないか。
トリコロールや、カシオペアのことを非常にわかりやすく説明していただき地元に住む者としては大変有り難く感じましたが、もう少し突っ込んで地元の表情を伝えてほしかった。
そつのない観光ビデオを見ている感じを受けました。もう少し突っ込んだ穴場や、新幹線が開通して自分達の町がどう変ったのか、もっと生きた町が見えるようであればよかった。
津軽の人の言葉は早口で見ている人は理解できないのではないかというやり取りもありました。 総じて欲張りすぎて素材が多過ぎ、細切れで消化不良の印象が残りました。
どの画面も2人のアナウンサーばかり写っていて、周りの賑わいが感じられず、はやてがもたらした沿線地域への効果がどれくらいなのかを、もう少しわかりやすく紹介してほしかった。 
青森・岩手両県の知事が登場しましたが、青森の知事は物産のセールスマン的で親しみやすく、岩手の知事は評論家的で、もっと岩手を売り込んでほしいという気持ちで見ました。
IBCのレポーター2人は洗練され過ぎ、もう少し庶民性のある「おでんせ」という雰囲気があってもよかった。これからは1県、1局だけではなく、お互いに協力していく姿勢が非常に大切だと思います。
新幹線の延伸効果は、八戸は大きいが岩手県側はなかなか出てないと聞いていますが、数値も含めて、グラフや表などで評価し、県民に知らせることもあったら良かったという印象でした。
はやての開業で県南や沿岸は観光客が減り、経済面でも問題になっています。開業による光と影みたいなものを紀行の中でも紹介し、アングルを広げて県全域に触れる部分があってもいいと思います。
共同番組を作る時は、きちんとしたプロジェクトを作り、企画趣旨を具体的にどう映像表現するか、絵コンテ的なイメージまで落として議論しないと将来的な進歩向上につながらないと思います。
番組のコンセブトがはっきりしていないため、開業1周年と紀行という2つの狙いがどちらもはっきり描かれていなかったと思います。はやて効果の問題点をもっと掘り下げる必要があったのではないでしょうか。


<局 側>
今回の番組制作に関して当初は、青森分は青森、岩手分は岩手で作って最後に合体する予定でしたが、結果的にATV出身のフリーのディレクターにATV、IBC両局の制作を依頼することになり、両局のプロデューサーを含め3人で企画を練りました。企画書にあるように、はやてがもたらしたものを大前提に考えましたが、営業サイドからの要望があったり、この番組に対してのとらえ方が2局でかなり違っておりました。その辺をすり合わせているうち、妥協ではないですが紀行番組でいこう、新幹線で便利になったことや、青森の人には岩手の良さを、岩手の人には青森の良さを伝えようというコンセプトに決めました。見にくい場面転換の手直しや、新幹線効果を図なりグラフで紹介すればもっとわかりやすかったかなと、反省点が残ります。

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