第480回番組審議会・議事概要

日 時: 平成15年9月25日(木) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
委員の出席: 出席委員数 9名
出席委員の氏名
委員長
石川 桂司
副委員長
藤原 正紀
委  員
阿部 价男、坂田 裕一、
佐藤 潤次郎、中原 志郎、
米谷 春夫、山崎 文子、
吉沢 正則
会社側出席者:

小西社長、阿部専務、佐藤常務、川島業務局長
井上技術局長、熊谷業務局次長、小原報道制作局次長、
金谷番審事務局長

議 題: テレビ『奥羽の山に抱かれて〜2003年夏〜』


<委員の主な発言>

・テレビ『奥羽の山に抱かれて〜2003年夏〜』について
自然のままの写真を何枚も見せられているような心地よい感じでした。
素晴らしい天気と風景で、奥羽の山を堪能しました。
奥羽山脈の壮大さ、雄大さ、スケールの大きさに圧倒されました。音楽がメリハリに欠けた面もあり、最後ぐっと盛り上げて訴えるものがあればなお良かったと思います。
秋田駒ケ岳,和賀岳、岩手山と切り口が違う3つの山のエピソードを取りあげたので、表面的な観光案内になっていなかったのが良かった。岩手山の話に展開があるとさらに深みがあったと思います。
自然のスケールを他に例を見ないほど大きくとらえており、技術面でも素晴らしいと感じましたが、もっと環境に対するアピールがあってもいいのではないかと感じました。
映像が主役なんだと思って拝見しましたが、番組の狙いとして資料映像としてきれいなものを残したいのか、誰かの目を通じて一つのテーマを持った映像として残しておきたいのか釈然としないところがありました。
駒ケ岳とのかかわりや、パイロットとして長年山々を見つづけてきた人達の何としても県土を守るという言葉に一番実感がこもっており、非常に力強く印象的でした。
こういう番組は、地元の緑がいっぱい、山がいっぱいの地方で放映されるだけでなく、何かの機会に都会でも放送されればいいと思いました。
映像だけで言うと大変きれいだとなりますが、番組を組み立てる脚本、シナリオを吟味する時間が足りないのではないか、トータルな訴求点をしっかりしておいて、本の議論に時間をかけるべきだと思います。
IBC開局50周年記念番組として意気込みを示すのであれば、材料の仕込みの時間が非常に少なかったのではないか。今までの実績を生かした資料の整備と、それをタイムリーに生かすことをやっていただきたい。


<局 側>
最初に構成ありきか、映像ありきかですが、取材に入る前に大体目星をつけ、大ざっぱな構成,番組のコーナーの柱を組み立てていきますが、当然,取材していくうちに変る場合もあるので、そこは臨機応変に考えています。映像とストーリー性がかみあっていないのではないかとのご指摘ですが、この番組の狙いは自然とそこに暮らす人々,生活をメインにしています。長期取材でやればよかったのですが、天候不良もあって,思うように取材できないという自然の影響もありました。今後ストーリー性を十分配慮しながら番組を作っていきたいと思っています。
メッセージ性が若干弱かったかなと感じていますが、すばらしい映像がライブラリーとなった時は大変な財産になることもあり、ハイビジョンカメラも入ったので今のうちに四季折々を撮っておこうということを活用しながらの番組でもありました。皆さん方が言われるように、50周年で東北6県にネットするのであれば、映像を前に使ったから使わないではなく、番組のために最善を尽くすべきだったと感じています。

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