第473回番組審議会・議事概要

日 時: 平成15年1月22日(水) 午前11時
場 所: IBC放送会館 大会議室
委員の出席: 委員数 14名
出席委員数 8名
 出席委員の氏名
   委員長  石川 桂司
   副委員長  藤原 正紀
   委  員 市川 喜紀・熊谷志衣子・坂田 裕一
田口 圭一・真木 英男・吉沢 正則
 欠席委員の氏名
  小苅米葉子・小松  務・高橋 和良
三浦  宏・元持 義信・山崎 文子
会社側出席者: 菊池 昭雄 代表取締役社長
小西 隆昭 専務取締役
阿部 正樹 常務取締役
佐藤 敏行 常務取締役総務局長
川島 敬司 取締役業務局長
井上 隆志 取締役メディア技術局長
神田  勇 報道制作局長
事務局: 朽木 正文 番組審議会事務局長
議 題: テレビ『年末年始の番組』
ラジオ『結いの心 みんなで子育て』について


<委員の主な発言>

・「年末年始の番組」について
今度の年末年始は休みが多くテレビを楽しみました。映画「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」のシリーズでゆったりとした時間を過ごすことができました。
いわて大陸スペシャル「釜石橋上市場物語」は、時代の流れを感じさせる映像ならではの物語でした。元気なお年寄りがいい意味でしぶとく生きてきたのに、移転によって生きがいの場がなくなってしまう、その寂しさがひしひしと伝わってきました。
「釜石橋上市場物語」は単なるドキュメントや歴史の紹介、もうすぐなくなるという話だけでなく、取材者がかなり橋上市場の人たちの内に入り込んで話を引き出しながらじっくりとらえている。個々の人生のドラマをつくっている感じがしました。
正月に放送した新春自然スペシャル「八幡平」は八幡平の自然を映し出していましたが、多くの人に見てもらい、残してもらいたい貴重な映像だと改めて思いました。
元日恒例の「いわてホットライン」ですが、今年はすごく良かった。振袖姿も見られなくなった街の風景の中で、IBCの女性アナウンサーの華やかな着物姿は正月らしく毎年頑張っていただきたいと思います。
暮れにテレビ放送50周年企画「ザ・ベストテン2002」がありました。かつての「ザ・ベストテン」は真剣勝負が伝わってくる凄い番組で、それを知っている人から見ると、今回は真剣みに欠けイメージを傷つけられたのではないでしょうか。 
一番良かったのは、12月29日の「サンデーモーニング拡大版」でした。「日本と朝鮮半島の真実」という特集でしたが、これはTBSの一つの見識だろうと思います。朝鮮半島と日本の関係を古代から現代まで、食生活、政治、芸術文化、戦争、植民地政策など様々な角度から、我々の知らなかったことを全部出して、いま日朝問題を考えようとする姿勢でよく出来ていました。

・「結いの心 みんなで子育て」について
今は横並びでものを考える時代で、縦軸社会がどこかへ飛んでしまった。縦軸社会の一面を「結いの心」が表しているとするなら、それを広げていくべきだろうし、子育てに迷っているお母さん方がたくさんいるのであれば、ラジオでもっと取り上げてもいいのではないか。テーマの取り上げ方に賛同した番組でした。
県内各地の子育てへの取り組みを紹介していましたが、産婦人科で子育ての場を提供している話題等もあり、全体としていい番組だったという印象です。
今、地域や家庭の教育機能が低下しています。子育ての中で失われている地域共同社会的な概念、機能で子育てを支援しようというのは大事なことで、「結い」を番組のコンセプトにしたのは良かったと思います。
重いテーマを淡々と、明るくというか、元気よくというか伝えていました。ただ、全国の人にどれだけ「結いの心」が理解されたのか気になりました。子育てサークルも岩手だから出来ているのか、結いの心があるから出来ているのか、もう一つ分かりにくい感じがしました。

・その他について
「ニュースエコー」の後の番組が、何の番組かよく分かりません。演歌が流れる時もありますが、ニュースが終わってから次の番組までテンションが落ちてしまい、がっかりします。
かつて「ニュース23」で幸福論を1年間のテーマにしましたが、それと同じように今年1年間のIBCのテーマは何かなと楽しみにしています。

<局 側>
ニュースエコーの後に放送しているインフォメーションですが、正味3分半ぐらいです。最近の傾向としてスポンサーから2分半や3分枠の要請があり、それに応えて設けた枠です。
今年のテーマに関してですが、地域社会のためにIBCは何が出来るのか、何の役に立てるのかという視点をもう一度考え直し、放送、周辺事業に取り組んでいきたいと考えています。ただ具体的な部分まで成熟していません。

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