第470回番組審議会・議事概要

日 時: 平成14年10月23日(水) 午前11時
場 所: IBC放送会館 大会議室
委員の出席: 委員数 14名
出席委員数 7名
 出席委員の氏名
   委員長  石川 桂司
   副委員長  藤原 正紀
   委  員  熊谷志衣子・坂田 裕一・三浦 宏
 山崎 文子・吉沢 正則
 欠席委員の氏名
   市川 喜紀・小苅米葉子・小松  務
 高橋 和良・田口 圭一・真木 英男
 元持 義信
会社側出席者: 菊池 昭雄 代表取締役社長
小西 隆昭 専務取締役
阿部 正樹 常務取締役
佐藤 敏行 常務取締役総務局長
川島 敬司 取締役業務局長
井上 隆志 取締役メディア技術局長
神田   勇 報道制作局長
事務局: 朽木 正文 番組審議会事務局長
議 題: 『テレビ、ラジオの10月改編』について


<委員の主な発言>

・「10月新番組について」について
「水戸黄門第31部」は気配りドラマというか、全方位サービスドラマという感じがしました。ドラマの流れとして、テンポ、切り換えが速く我々世代ではなく若い人向けの配慮、若い視聴者層獲得の狙いがあるのでしょうか。
「水戸黄門」は、今までと違って画面が大変きれいになりました。里見黄門は、年と共にますます円熟味を増していくのではないでしょうか。若い夫婦に電話したんですが、相手の夫の方が「いま水戸黄門を見ているので出られない」という返事で、新しい層をゲットしているようです。 
里見浩太朗の黄門様は大変若く、メークの仕方なども変えたほうがいいのではないか。全体的に軽いタッチで今までの黄門様の殻、イメージを変えた作り方だと思って見ました。
今回の改編は、各局とも若者向けのトレンディドラマが影をひそめ、ホームドラマが目立つということです。ギスギスした人間関係やリストラにおびえる世代には、ドラマのような温もりのある家庭が恋しくなるということの反映だと感じました。
「ニュースエコー」は女性キャスターが代わり、新番組ではなくとも印象が変わりました。キャスターの立つ位置が逆になり、セットも奥行きが出てよくなったと思います。
「ニュースエコー」もキャスターの立つ位置や画面が変わり、少し明るくなった感じで見ています。

・「その他の番組」について
TBSで感じるのは、スポーツ番組が充実したという事です。サッカーもそうですが、プロボクシングやK1のワールドマックスなど、新しい魅力として開発したのではないかと思います。
高校ラグビー岩手県大会の決勝は試合そのものも良かったし、中継も良く、終始楽しむことができました。
「はなまるマーケット」は最近、特に役に立つ情報が多くなりました。これからも身近な情報を取り入れて、おもしろい番組にして欲しいと思います。

・「拉致被害報道」について
拉致被害の報道にあたって、現地では警察記者クラブが主体になり自主規制、申し合わせをしているようです。系列として取材、報道にあたっての基本的な方針、具体的な対応策が事前にあったのでしょうか。
最初の家族の記者会見場で、冒頭に主催者が特異な背景の中で説明している場面がありました。大事なことを言っていると画面で分かるのに、TBSはコメンテーターが話しており耳障りでした。
報道する側の姿勢として、北朝鮮との国交正常化という大きな枠組みで考えた中で、拉致問題を適切に位置づけて報道すべきだと思います。自分の故郷に帰った女性と父親が抱き合う様子を、何らコメントを加えないで淡々と映したことが印象に残りました。映像の持つ説得力、迫力があり、テレビ報道の原点を感じました。

<局 側>
「水戸黄門」の視聴者のターゲットですが、50代以上を中心にしているのではないかと思いますが、TBSに聞いた上で報告します。
拉致問題の取材に関してですが、佐渡にはTBSだけで10人投入しており、新聞、雑誌等を含めると約300人の取材スタッフがいるようです。柏崎や福井を含めると大変な数の取材スタッフになるでしょうが、今のところトラブル等は聞いていません。
映像が全てを物語っている時に、記者やレポーターが余計なコメントを加えるような最近の風潮は自粛した方がよいと考えます。映像をどう受け止めて判断するか、それは視聴者の皆さんがそれぞれ考える事だと思います。
開局50周年記念、映画「壬生義士伝」製作参加についての説明。

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