第468回番組審議会・議事概要

日 時: 平成14年7月23日(火) 午前11時
場 所: IBC放送会館 大会議室
委員の出席: 委員数 14名
出席委員数 8名
 出席委員の氏名
   委員長  石川 桂司
   副委員長  藤原 正紀
   委  員  熊谷志衣子・小松  務・坂田 裕一
 田口 圭一・山崎 文子・吉沢 正則
 欠席委員の氏名
   市川 喜紀・小苅米葉子・高橋 和良
 真木 英男・三浦  宏・元持 義信
会社側出席者: 菊池 昭雄 代表取締役社長
小西 隆昭 専務取締役
阿部 正樹 常務取締役
佐藤 敏行 常務取締役総務局長
川島 敬司 取締役業務局長
井上 隆志 メディア技術局長
神田   勇 報道制作局長
事務局: 朽木 正文 番組審議会事務局長
議 題: テレビ『ニュースの森』『まい土!平徳商店』
ラジオ『録音風物詩〜ロバくんのチャグチャグ馬コ』


<委員の主な発言>

・「ニュースの森」について
ニュースは、その日の出来事や事実をそのまま伝えるのが基本だと思っています。民放のニュースは、見る方もエンターテイメント性やキャスターの持ち味などを要求しがちですが、タイミングが合った特集もあり、この時間帯のニュースとしては良いと思って見ています。
「森があって木がない」という感じがします。初めからいい木という木はありません。松や杉などの名があってそれがいい木になる訳で、「ニュースの森」にはある種の訴える個性が少し欠けているような気がします。
その日のニュースは前半でフラッシュ的に伝え、後半は、その日のテーマで突っ込んだ話題を1つぐらいに絞って深める。その方がインパクトがあるのではないかと感じています。

・「まい土!平徳商店」について
7月6日の放送はダイエット特集で、レポーターがダイエットに挑戦していました。やせるのは大変だというのがわかり、面白かったんですがもう少し科学的にわかるようにして、健康を損なわないダイエットを提案するとか、きちっとしたものが必要ではないかと思いました。
ホームページを見ると、江幡平三郎さんが店長で徳永千帆子さんが看板娘になっています。その割には平さんと徳さん以外の人の役割が大きく、ここ3回見た中では徳永さんがかすんでいるような感じがしました。
江幡さんが遠慮気味のキャラクターのような気がするので、レポーターが派手になると目立ってしまいます。レポーターはもう少し自然体の可愛らしさがあってもいいのではないかと思います。
この番組はミニコミ誌のテレビ版という印象です。内容は少し総花的かなと思いますが、土曜日の午後という時間帯を考えるなら無難な作り方で好感の持てる番組でした。
面白く見てはいるのですが、時々誰の商店なのかわからなくなりそうです。江幡さんは特徴のあるキャラクターなので、彼をもっと押し出した番組にしたらよいのではないでしょうか。
楽しい番組ですが、スタジオに戻ってトークの時に江幡さん、徳永さんアシスタントの人たちにお客さんが見えなくなっている時があります。アドリブであっても計算された作りをやっておけばもっと面白くなると思います。
平徳商店は何の店なのでしょうか。商店ですから品揃えはきちんとしていなければならない。ですからもっと商店としての作り方に徹したほうがよいと感じています。何でもありというのは何でも駄目なのであり、商店としての特徴、品揃えのある番組にすれば平徳商店としての看板も整うと思います。

・「録音風物詩〜ロバくんのチャグチャグ馬コ」について
親と子が一緒になって作った絵本は子どもたちの心の中に残るでしょうし、全国に発信しても恥ずかしくない内容の番組でした。
絵本の話は良いのですが、馬が歩く音、鈴の音などがナレーションなしでもっと入ると風物詩的な感じが出たと思います。
素晴らしいお話ではあるのですが、聴き手にどう感動を与えるのかとなると、1人1人の感性は違いますから一概には言えないでしょうが、私は皆さんほどには感激しませんでした。
「ロバくんのチャグチャグ馬コ」という絵本のストーリーと、絵本を作った親子がゴチャゴチャしていて分かりにくい感じでした。むしろ絵本のストーリーを、テンポよくきちんと完結して紹介した方がよかったと思います。
何を風物詩的に描くか焦点がはっきり決まっていない。効果音として鈴の音、蹄の音はいいのですが、テーマがチャグチャグ馬コなのか、絵本の中身なのか散漫な感じがしました。「生活とチャグチャグ馬コ」あるいは「ロバくんの願い」とかに絞り込んだ方がよかったと思います。

<局 側>
「まい土!平徳商店」の「品揃え」についてですが、今は雑貨屋、何でも売っているという感じがあるかもしれません。ご指摘のありました江幡アナウンサーの持ち味を生かした番組作りを含め、ディレクターともども検討してみたいと思います。
ラジオの議題につきまして、ゴチャゴチャしてどっちつかずとのご意見がありました。録音風物詩というとおり、やはり音をじっくり聴かせる番組ですから今後の制作に当たって参考にさせていただきます。
「ニュースエコー」の天気予報ですが、天気予報になるとこれでニュースが終わるとの印象を与えるとの指摘もあり、今の流れでいいのか議論が分かれるところです。その後のニュースメドレー等も含め、議論しなければと考えています。

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