第465回番組審議会・議事概要

日 時: 平成14年4月24日(水) 午前11時
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 『メディア規制3法案』について
『テレビ、ラジオの4月改編』について
出席委員: 8名
石川 桂司委員長 藤原 正紀委員
市川 喜紀委員長 小苅米 葉子委員
小松  務委員 坂田 裕一委員
三浦  宏委員 山崎 文子委員
会社側出席者: 菊池 昭雄(代表取締役社長)
阿部 正樹(常務取締役総務局長)
小西 隆昭(常務取締役報道局長 )
川島 敬司(業務局長)
井上 隆志(メディア技術局長)
朽木 正文(番組審議会事務局長)

<委員の主な発言>

・『メディア規制3法案』について
今回の3法はマスコミを含めた報道、表現の自由に対する一つのアクションだと考えますが、法律による規制には基本的に反対です。
表現の自由、報道などについての適否が、国や行政の監視下、判断の下に置かれることは絶対あってはならないことだと思います。
自主規制機関が今まで機能したのだろうかという背景の中で、結果としてこういう ものを生み出してしまった。こういう法案が出てくることが、マスコミ側の基本的な責任に帰結した結果ではないかという気がしています。
取材をテレビ等で見ている限りでは、明らかに過激だと思います。知る権利が阻害される、役所から規制されるという論点だけで反対しているようですが、そうであるなら法案に対抗できるような、自主的なチェック機関の提案がもっと強くあってもいいのではないでしょうか。
 
以上のような意見に基き、番組審議会としてアピールをまとめました。
「メディア規制3法案」への反対アピール
 現在上程されている「個人情報保護法案」と「人権擁護法案」は今国会で審議が始まり、「青少年有害社会環境対策基本法案」も自民党が提案を予定している。この3法案はメディアの取材、報道を規制、制限し、国民の知る権利を侵す恐れがある。
 当番組審議会では、メディアに対する公権力の介入、圧力は基本的に反対であり、表現の自由は守られるべきものと考える。
 よって、今回の3法案には反対する。
 個人情報の保護や人権擁護等の対策は、本来、メディア側の自主規制によるべきものである。こうした観点から、現在日本民間放送連盟が進めている『集団的過熱取材問題への対応について』(2001年12月20日付)をより実効性のあるものにし、国民に理解、支持されるべくメディア側の一層の努力を求めるものである。
平成14年4月24日
IBC番組審議会
委員長 石川桂司

・「テレビ、ラジオの4月改編」について
「おはよう!グッディ」は、何で露木茂なのかというのが正直な感想です。対照的なのがフレッシュで明るさ一杯の久保田智子アナで、自分のペースを守りながら、爽やかさが伝わり好感が持てました。番組全体を通して、ゆったりした口調と一つのテーマに時間をたっぷり取っている印象で、先行きを楽しみにしています。
「おはよう!グッディ」は、落ち着いて見やすくなった。若い人たちがガチャガチャやるより、しっとりして良いという印象を持ちました。
「夢のカリフォルニア」は最初見た時、なんと屈折した若者だろうと暗くなってしまいました。しかし、もしかして今の若者たちが持っている悩みかなという目で見たら、この先堂本がどう変わっていくのか楽しみです。
新しく始まった「ハマラジャ」は、テレビに出たいというより、出したい若者をメジャーにしていくドキュメンタリー的な番組で、続けて見たいと思います。
「ニュースエコー」の時間が早くなりました。先日も教育問題を取り上げていましたが、時宜に合った課題について県内の実態に即した企画を期待しています。時間枠は短くなったようですが。

・その他の番組について
「ベストタイム」が、部屋のリフォームなどを取り上げ、「ジャスト」も曜日によって亭主の改造やピーコのファッションチェックなどがあり、面 白い組み立てです。テレビ本来の楽しさなどを企画的にうまく出しているのかなと思います。
長時間ドラマに関してです。以前は8月15日シリーズなどがありましたが、いまTBSはミステリー以外のドラマをどこで作ろうとしているのでしょうか。TBSらしいドラマが消えてしまっているような印象を受けます。

<局 側>
ミステリー以外のドラマに関してですが、TBSは8月に長時間の番組を予定しているようです。内容等についてはまだ聞いてはいません。
「ニュースエコー」は18時18分から始まり、県内の民放では一番早いスタートです。放送時間はご指摘のとおり6分短くなりましたが、逆にテンポよく、情報量は落とさずに歯切れよく伝えていこうと取り組んでいます。

戻る