第460回番組審議会・議事概要

日 時: 平成13年11月27日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 「ニュースエコー等、最近のニュース」について
出席委員: 8名
石川 桂司委員長
市川 喜紀委員 小苅米 葉子委員
小松  務委員 真木 英男委員
三浦  宏委員 山崎 文子委員
吉沢 正則委員、
IBC出席者: 菊池社長、阿部常務、小西常務、川島業務局長、
今村報道局長、井上メディア技術局長、
朽木番審事務局長

<委員の主な発言>

「ニュースエコー」等について
宮古からのニュースで、普段気がつかないような話題を取り上げていました。深層水がラーメンなどにまで広がりを持ち、岩手の新しい産業に良い意味での影響を与えている事が報じられており、普通の“伝える”ということから一歩踏み込んだいいニュースでした。
同じニュースですが、世界的な海洋深層水ブームの中で、三陸の海に面する岩手の動きをまとめた着眼は非常に良かったと思います。テレビニュースの特集は、見た人が何か得したなと思える内容が大切で、これからも期待します。
大船渡市と三陸町の合併問題の特集は、いい掘り下げ方だと思いました。ただ、いろいろな意見を聞くだけでなく、世論調査などデータ的な裏付けがあると、より深みのあるニュースになったと思いました。
「ニュースエコー」のキャスターは大変落ち着いており、安心して見ていられます。
かつて深夜に「ニュースエコー」のリピートの番組がありました。短い時間でも、深夜にローカルニュースがあるとありがたいんですが。

「最近のニュース」について
同時多発テロ事件から、今に続いているアフガニスタン問題のニュースで、国内の大事な問題がどこかに飛んでいる傾向が相当あるのではないでしょうか。
1か月以上たち、アフガン関係のニュースがいわば“尻すぼみ”して来たこの時期に、ニュースとしてアフガンはどうであったを総括する番組があっていいと思うので期待しています。
狂牛病問題などて感じるのですが、「ニュースの森」はややセンセーショナリズムに傾いているような気がします。
狂牛病問題の報道ですが、報道の風評というか、受け取る側に情報が氾濫し過ぎて、大丈夫だと言ってもお客さんは恐がって牛肉を買わないのが現実でした。いろんな意味で報道は恐いとつくづく感じました。
狂牛病、外務省問題でもマスコミが世論形成に果たす役割は非常に大きいと思うが、その辺が見えてこない。世論形成と関わって正確な報道を、そして事件に対する解説をというスタンスが見えてこない感じがします。2頭目の狂牛病を出した北海道の畜産業者の「私たちではどうしようもないんだ」という発言は本当だと思う。では、どこに持っていけばいいのか。行政の責任であるとか、そういうものにしっかり対応する報道、姿勢が大切だと思います。
情報を世間に隠すことは良くありませんが、情報の伝え方によって世の中の捉え方が大きく変わるということを、最近強く感じます。これからは、報道する側がニュースをどう捉え、どう伝えていくかが、ますます大切になると感じています。
ニュースの取り上げ方として、出来るだけ事実をありのままに伝えるという考え方もあるだろうし、私もこれまではそうでした。しかし、そうは言ってもまったく純粋、客観的にというのは難しく、最近ではある種、積極的に良識を持って伝えなければならないと思っています。その意味からも「ニュース23」の取り上げ方は好感が持てます。
「報道特集」をよく見ています。ニュースを掘り下げ、突っ込んだ取材で いい番組です。

<局 側>
狂牛病に関する報道ですが、IBCでは事実のみを伝えていくことにしています。畜産関係者、販売店など何らかの形でいずれも被害を受けているだけに、風評被害という問題を引き起こさないよう努力しています。
深夜帯のローカルニュースですが、今年9月まで「ニュースエコーダイジェスト」という形で放送していました。しかし、実際には岩手の視聴者になかなか見てもらえませんでした。もっと見てもらえる番組を編成するという事で深夜帯のニュースをやめました。

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