第459回番組審議会・議事概要

日 時: 平成13年10月23日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 「テレビ・ラジオの10月改編」について
出席委員: 9名
石川 桂司委員長   藤原 正紀副委員長
熊谷 志衣子委員   小苅米 葉子委員  
坂田 裕一委員   高橋 和良委員
田口 圭一委員   山崎 文子委員
吉沢 正則委員、      
IBC出席者: 菊池社長、阿部常務、小西常務、川島業務局長、
今村報道局長、朽木番審事務局長

<委員の主な発言>

「テレビ・ラジオの10月改編」について
番組改編の話題が、テロ事件でかすんでしまったという印象です。その中で「こちら第三社会部」は、いま生きている時代の中の人間模様に近いところで作られている面 白い番組だと思いました。 水戸黄門の後番組の枠でなく、別の時間帯に移してほしいと思うくらい好きな番組です。
「こちら第三社会部」は導入部分、家族関係、仕事仲間等がテンポよく展開し、安心して見られる良い番組に仕上がっています。
秋の新ドラマで、何を見たいかを考えた時「恋を何年休んでいますか」が、出演者の顔ぶれからファッション、インテリアなどに興味が持てました。
「中居正広の金曜日のスマたちへ」をはじめ、番組をいろいろ見てもこれでもか、これでもかと、おちゃらけのような感じが強く、ドラマでも何でももう少しじっくりした番組が見たいと感じました。
土曜日の「リアルタイム」は、翌日の「サンデーモーニング」と似た感じの番組です。前のようにどこか遊びに行こうよ、ゆっくり休もうよという楽しい番組の方が良かったように感じます。
「解決!クスリになるTV」は、芸能人の病気と結びつけた番組展開で、ただ病気の予防や症状を説明するよりインパクトがある。しかし同じ場面 が何度も出てくるなど、テンポが悪く間のびしているようです。
「ニュースの森」のタイトルが貧弱になったような気がします。しかし、杉尾さんがキャスターとして復帰したことで、安心して見ることが出来ます。
ラジオはナイター明けで、日曜日に「らんまんラジオ寄席」が編成されたのが嬉しく、欠かさず聴いています。
ラジオの「中村美津子の元気が一番 歌人生」で、年をとってからデビューしたのに、紅白に出ることが出来たのを記念してチャリティーゴルフを行ない、これまでに15頭の盲導犬を送り出したと話していました。いい話を聞かせてもらいました。

その他の番組について
いま、テロ事件など朝から暗い場面を各局とも中継しており「はなまるマーケット」が始まるとホッとします。その時々の事件は大事ですが、1つぐらいこういう事件を扱わない番組があってもいいのではないか。朝を気持ちよくスタートしたいので、「はなまる」には頑張ってほしいと思います。
「ニュースエコー」のシリーズ「痛みの風景」は、いまの岩手の課題に迫り、痛みとは何だという事がテーマとしてよく出ていました。シリーズものは評価していますが、調査報道というかデータを上乗せしていく方がよりインパクトが強くなるでしょう。
ビンラディン氏に関してですが、あれだけの事をやっていながらテレビも新聞も「氏」をつける。「容疑者」でも呼び捨てはおかしいのか。氏というのは尊敬をこめたものではないでしょうか…
「まい土!平徳商店」にはインターネットでの声の欄があり、そこに思ったことをメールで送っていました。こうしたケースはたくさんあるでしょうから、この番組はネットで結んでインタラクティブなローカル番組にしたらおもしろいと思います。ローカルにするところに真実味があるのではないでしょうか。
視聴者からの声をどう反映させてこれからの放送は成立して行くのかを考えた時、見る側の作る側への参加、プロデューサーなりディレクターを市民から選ぶという形にもなっていくのではないか。枠という面 から考えれば深夜枠もあると思います。現在、深夜枠はどうやって編成しているのでしょうか。

<局 側>
「双方向」と「視聴者参加」は異なり、いま私たちがやっているのは視聴者参加番組です。デジタル時代を迎え、双方向の番組は検討していかなければと考えています。深夜枠についてですが、テレビは若者を対象にした音楽番組が中心です。こうした枠で双方向の番組も考えられるかなとも思いますが、時期等はまだ考えていません。
ビンディラン「氏」の呼称問題ですが、犯行の蓋然性は高いものの確定したわけではありません。各社の判断ですが、報道の客観性という事から今の所は「氏」を付けています。

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