第458回番組審議会・議事概要

日 時: 平成13年9月18日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: テレビ 「岩手山麓フォークジャンボリー」
ラジオ 「歌って!笑って!民謡まわり舞台」
出席委員: 10名
石川 桂司委員長   藤原 正紀副委員長
市川 喜紀委員   熊谷 志衣子委員
坂田 裕一委員   田口 圭一委員
真木 英男委員   三浦  宏委員
山崎 文子委員   吉沢 正則委員
IBC出席者: 菊池社長、阿部常務、小西常務、川島業務局長、
井上メディア技術局長、朽木番審事務局長

<委員の主な発言>

テレビ 「岩手山麓フォークジャンボリー」について
 音楽番組として非常に懐かしく、テレビを見ながらつい口ずさんでしまうようでした。静かに聴きたい人には叱られるかもしれませんが、フィナーレだけでなくほかの曲にも字幕スーパーを出し、一緒に歌える雰囲気があっても良かったという感想を持ちました。
 岩手山麓というイメージ、周辺の景色をもっと紹介し、歌いながら景色を眺める展開にしてほしかった。会場には若い人が少なく、これから先、フォークソングはわれわれ世代以降のノスタルジア、昔歌った歌としてしか残らないのだろうか、と考えながら聴いていました。
 会場にいると、心地よい同窓会に行った感じでした。しかしコンサート自体にもう一つテーマを持たせられなかった気がします。もう少し突っ込んだコンサートにならなかったのか。それが映像にも現われたのではないかと思います。
 みんなゆったりと、芝生に寝転んだりしながら楽しい雰囲気が画面から伝わってきました。ただフォークソングは歌詞を聞かせるものが多いので、人の顔より景色にのせて音楽が聴けたらもっと効果的だと感じました。
 フォークソングには思い入れもあり楽しいんですが、昔のことが頭の中で回り始めたりして、なんとなく悲しくなって来る。さまざまな思いに応え、もう少し丁寧な番組作りを望みたい。
 私も興味をもって見ました。歌がメインの番組ですが、トークを増やし、流行っていた時代のエピソードなどがあると楽しかったかなと思います。
 お客様とステージをどう一体化させるかを考えれば、そこにいる人がみんな知ってる歌、あるいはテーマを決め大合唱させるような作り方であれば、ノスタルジアもあるかもしれないが、場面としては盛り上がったのではないかと思って見ました。
 岩手山麓に元気を・・・というテーマには遠い、思い出番組に終わった感じです。懐かしさはあるがなかなか元気は出ないと思いました。

ラジオ「歌って!笑って!民謡まわり舞台」について
 最近は民謡がテレビ、ラジオから消えてしまっているので、よくぞ1時間もやってくれるという感謝の気持ちもあります。岩手の民謡は津軽ほど派手さはないけれど、暮らしに根ざしたい唄があるのでもっと流してほしい。ただ司会が誰なのかわからない。また一つ一つの唄に解釈、解説がもう少しあっても良いと感じながら聴きました。
 民謡はよくわかりませんが、聴いていてどこか体に染み込んでくる曲もあり、こういう番組は貴重だと思います。
 この番組は、長い間続いていることに驚きましたし、民謡ファンにはたまらない時間なんでしょう。

「アメリカ同時テロ事件の報道」について
 何回同じ場面を流されても固まってしまうような、驚愕の世界を見てしまいました。今後どう展開していくか、怖い気持ちで毎日ニュースをみています。
 テロの報道番組と、台風が岩手に接近するという時間が重なってしまいました。結果的には特段の情報も問題もなかったのですが、このような時の対応はどのようにしているのでしょうか。
 「サンデーモーニング」は、これまでの経緯とこれからどうなるかを肩肘張らず、柔らかくコンパクトに編集しており、わかりやすくてよかった。ただ、リポーターに不用意を思える発言がありました。
 民放はそれぞれの専門家を呼び感想を述べさせていたが、事実と推測、感想がごちゃ混ぜになっている気がした。事実を正確に伝える報道姿勢として、こういう事件の場合はもっと冷静に報道すべきだと思います。
 映像に勝るコメントはないということ、映像のショッキングさによって冷静さを失う恐さも感じました。
 一番気になったのは当日ではなく、その後ブッシュ大統領が話している時などの同時通訳が局によって相当違うことです。聴きにくい所もあり、きちんとして欲しいと思います。

<局 側>
 「岩手山フォークジャンボリー」に関して、音声など丁寧な番組づくりをして欲しいというご指摘がありました。前日から打ち合せをしていましたが、変更などがあって当日のカメリハも出来なかったそうです。私どもは、あくまで中継させていただくという形であって、コンサート内容や進行などにタッチしていませんので、そこをご理解いただければと思います。
 テロ事件に関しては、午後10時37分から「JNN特番」がスタートしました。「JNN特番」ではCMも入らず、ローカル放送もできません。台風情報との関連ですが、台風の勢力が衰えた事もあってラジオで随時放送しました。最終的には、大雨洪水警報が解除されるまでラジオで対応しました。

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