第451回番組審議会・議事概要

日 時: 平成13年1月23日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 年末年始の番組について
出席委員: 8名
石川 桂司委員長   藤原 正紀副委員長
市川 喜紀委員   熊谷 志衣子委員
坂田 裕一委員   佐藤 捷郎委員
真木 英男委員   山崎 文子委員
IBC出席者: ・菊池社長、・大星専務、・小西常務、・川島テレビ局長、
・川代ラジオ局長、・今村報道制作局長、・井上メディア技術局長
・阿部番審事務局長、・朽木番審事務局次長


<委員の主な発言>

年末年始の番組について
年末年始の番組をみますと、若い人が作っているせいかもしれませんが、誰にこの番組を見せたいのか対象が見えてこないと感じました。これからはお年寄りも増え、そこが視聴者の一つの層になる筈です。「水戸黄門」が1月4日からスタートし、ホッとしましたが、全体にどういう層に向けて番組を送るのか、送り手の考えをはっきり出してもいいのではないかと感じました。
年末年始の番組では、スポーツ以外とくに印象に残りませんでした。スポーツは元日のニューイヤー駅伝や高校ラグビー、サッカーと楽しめましたし、勝負の世界の厳しさなど何が起きるかわからない感動やドラマを感じました。
「ニュースエコースペシャル21」は今年1年のニュースがよくまとまっていました。続いて20世紀の岩手の主な出来事の映像がありましたが、もっと時間をとって見せてほしかった。世紀の変わり目ですし、時代順に整理して県内の大きな出来事を取り上げて欲しいと思いました。
年末年始をゆっくり楽しむと考えますと、年齢が上がるにつれて面白かった楽しかったいえる番組が少なかった気がします。年末の「ニュースエコースペシャル21」で生でインターネットを使っていましたが、新しい試みで一つのスタート、きっかけとしてよかったと思います。
年明けの「ニュースエコー」で各界の人に聞くシリーズがありました。西澤潤一さん、星吉昭さん、高塚猛さんなどでしたが、なかなか聞く事の出来ない人たちの話で21世紀の展望を聞くことが出来、良い企画でした。
「いわてホットライン21」はゆっくりした気持ちで見ました。スタジオの背景がシンプルでスッキリした感じを受けました。今回はロビースタジオでライブをしていたようですが、人を集める工夫が必要ではないでしょうか。
「いわてホットライン」は、随分落ち着いてきたと思います。アナウンサーがいろんな所に出かけ着ぐるみを着ていましたが、同じ着るでももう少しさわやかなものにしたらと思いました。
「報道スクープ決定版」の2時間放送を非常に興味深く、懐かしく見ました。その後の「ニュース23」に田中真紀子さんが出ており、長い時間見たという感じですが、大変良い番組でした。
年末年始はレギュラーな仕事や時間帯から離れたゆったりした時間です。スポーツ以外はむしろ、レギュラー番組をさりげなく日常的に放送してもらう方が私たちもゆっくり、それぞれの好みによって番組を楽しめるのではないでしょうか。「38時間生放送」の意味がちょっとわかりませんでした。
盛岡文士劇公演をノーカットで放送したのは画期的だと感じました。
「大地を奏でる音楽家・姫神の20年」は非常に良い番組でした。星さんは、縄文からの音楽を現代に蘇らせたいとこだわりを持って活動しているだけに、ピラミッドの前でも聞く人を感動させるものがあったのでしょう。映像もきれいでした。
ラジオですが、年末年始は東京にいて「秋山ちえ子の談話室」を聴きました。聴くたびに何か一つ勉強するという気持ちを持った番組です。岩手を応援している人だけに、私たちも頑張らなければと思わされました。
マスコミでは今世紀を大世紀越えとネーミングしていますが、その割に21世紀へのメッセージ、21世紀スタートにあたっての考え方が見えてこないような気がします。デジタル時代も控えています。自社制作番組などに対する基本的な方向や、今後何をどう変えていくのか伺いたいと思います。

<局 側>
「いわてホットライン21」の着ぐるみの件ですが、あのようなスタイルなどは殆どアナウンサー自らの発案です。アナウンサーの自主性の中からパーソナリティーを育てていく部分もありますので、できる限り尊重していきたいと思います。しかし、見る人から浮いてしまう恐れもありますので、その点は注意します。
どんな状況が起きても、岩手の民放であるIBCの役割はいま放送している自社番組、ニュースをより強化していく事です。地元密着のニーズが更に高まってくる中で、番組制作のあり方を十分に検討し、状況に応じて変化を求めながら県民にどう応えていくかを議論し、方向づけもして制作しているところです。審議会は番組について皆さんに審議していただく場ですが、今私どもが考えていることなどを、改めて皆さんにお話する場を作っていければと思っています。

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