第450回番組審議会・議事概要

日 時: 平成12年12月19日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 今年の放送を振り返って
出席委員: 10名
石川 桂司委員長   藤原 正紀副委員長
市川 喜紀委員   熊谷 志衣子委員
小松 務委員   坂田 裕一委員
佐藤 捷郎委員   田口 圭一委員
真木 英男委員   元持 義信委員
IBC出席者: ・菊池社長、・大星専務、・小西常務、・川島テレビ局長、
・川代ラジオ局長、・今村報道制作局長、・井上メディア技術局長
・阿部番審事務局長、・朽木番審事務局次長


<委員の主な発言>

今年の放送を振り返って
全体的にバランスのとれた良質の番組が多く、充実した1年だったと思います。
今年1年を振り返り、IBCの番組が充実してきていることがわかります。ただ、「ニュースエコー」「いわて大陸」までの流れが、番組として一貫性がない感じがします。
この1年、印象に残ったものの1つはテレビの生命である報道です。「正確に速くわかりやすく」が報道の精神なら「ニュースエコー」は良い番組に育って来ていると思います。
今年、興味を持ってテレビを見たのは「IT革命」と「環境問題」でしたがIT革命という大きな取り上げ方は余りありませんでした。環境はIBCの今年のテーマでしたが、特番ではもう少し掘り下げて欲しかったというのが率直な感想です。
環境、情報、心の問題などが時代のキーワードとなっていますが、IBCの自社制作番組がどれだけキーワードであるテーマに迫ったのか、違う視点で検証してみてはいかがでしょうか。
「いわて大陸」は興味を持って見ていますが、昔ほど映像での感動が生まれません。以前は映像の美しさが感じられました。
「バスジャック」「雪印社長の一言」など、今年はテレビのちょっとの映像で社会が反応した年だったような気がします。
今年は少年犯罪が多く、こうした事件が起きると青少年に対するメディアの影響が指摘されますが、「放送と青少年に関する委員会」の意見が現場にどう反映されるのか、後で教えて下さい。
ラジオの音楽番組を楽しく聴く事が出来ました。今後も音楽番組を充実させていただきたいと思っています。
ラジオは時代の変わり目をとらえて、ナツメロを流すのが目立ちました。それを聴いて楽しんでいる人がいるという事からも、ラジオの重要性を改めて考える時ではないでしょうか。
市民の感覚を番組制作にどう反映させていくのかが、今後デジタル時代に向けて、制作能力を高めるための検討課題になっていくのではないかと思います。
放送はもっと感動を与え、情緒に訴えて視聴者に満足感を与えるメディアとして、自分の地位を確立して行く必要があると感じます。

<局 側>
「放送と青少年に関する委員会」は、今年4月NHKと民放連が自ら歯止めをかけようと作った委員会であり、月に1度まとめて報告しています。10月に不適切な番組として2番組(フジテレビ、テレビ朝日)が指摘されています。
映像に感動が少ないとの指摘ですが、映像にこだわる、中央に情報を発信する事を大きな課題として、いま現場で対策を検討している所です。
デジタル時代の番組制作のあり方については、デジタル委員会のソフト部会の中で検討しています。

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