第447回番組審議会・議事概要

日 時: 2000年9月26日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: テレビ番組『森の記憶〜縄文から未来へ』について
出席委員: 8名
石川 桂司委員長   藤原 正紀副委員長
市川 喜紀委員   熊谷 志衣子委員
小松 務委員   佐藤 捷郎委員
真木 英男委員   山崎 文子委員
IBC出席者: ・菊池社長、・大星専務、・小西常務、・川島テレビ局長、
・川代ラジオ局長、・今村報道制作局長、・井上メディア技術局長
・阿部番審事務局長、・斎藤番審事務局次長


<委員の主な発言>
テレビ番組『森の記憶〜縄文から未来へ』について
森林の再生にかける人々を紹介しており、私は非常に良い番組だと思ってみました。水越さんのナレーションも聞きやすかったし、岩手大学の山本さんも非常にわかりやすい説明でした。こう言う番組は一般県民に関心を持ってもらいたい。理解してもらうにもいい番組ですから、何らかの機会にまた取り上げてほしいし、学校などにも紹介してもいいと思います。
部分、部分を照らして考えさせられるのもいいが、これから我々はどうしていったらいいのかという部分があまりなかった。もう少し全体像であるなり行政サイドへの問題提起などがあってよかったと思う。普段、森に入っていかない大半の人達も何か考えていかねばならないと、訴えてもよかったのではないでしょうか。
全体としては、よくあれだけの題材を集めてきたと思うし、映像もナレーションもよかったので大変気持ち良く見ました。今後こういう番組を作るときは、1本ストーリーがあるともっと面白くなると感じました。
歴史的な背景なども「いわて大陸」と同じように紹介していましたが、むしろ原生林と人工林の違いの説明がもっとあった方がよかった。対象をどんな世代にしているのかわかりませんが、この番組は子供からお年寄りまで見られる番組であり、こういうところから子供たちもわかってもらえるのではないかと思います。
大きく見て、自然の循環システムが崩れている事をいいたかったと思いますが、山と里と生活環境の関係など、普段思っていなかった事を問題提起していただきました。
番組としてのテーマ、何を提起しようとしているかが、はっきりとでてこないと散漫になる。絵もいいし、ナレーターも音楽もいい。番組の形態としてはいいんですが、中身の面で不満が残りました。
番組全体とすれば、同じ日の午前と午後に同種の番組を流す必然性はどうでしょうか。あえてこういう番組編成をしていると思いますが素朴な疑問を感じました。
シドニーオリンピックの女子マラソンを当日の夕方、ほとんど全面中継のように放送しましたが、みんなが知っている事を2時間もかけてリピートしなければならないのか疑問に思いました。
ラジオの「リクエストマンデー」が気に入り、毎週聞いています。パーソナリティによって、随分雰囲気が変わりますが今度の菊池幸見さんも楽しみにしています。

<局 側>

同じ日に「森」がテーマの番組を午前「いわて大陸」午後「森の記憶」と編成しました。たしかに「どうなのか」との声もありましたが、森林が抱える問題をそれぞれ別の角度から視聴者に見ていただきたいというディレクター・報道記者の意向もあり、あえて2本並べました。


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