第446回番組審議会・議事概要

日 時: 2000年7月25日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: テレビ番組『いわて大陸』について
出席委員: 9名
石川 桂司委員長、藤原 正紀副委員長
市川 喜紀委員、熊谷 志衣子委員、
小松  務委員、 佐藤 捷郎委員、
真木 英男委員、 三浦  宏委員、
山崎 文子委員、
IBC出席者: 菊池社長、大星専務、小西常務、川島テレビ局長、
川代ラジオ局長、今村報道制作局長、井上メディア技術局長
阿部番審事務局長、斎藤番審事務局次長


<委員の主な発言>
テレビ番組『いわて大陸』について
7月23日の「荒れ山を救え!我ら森林ボランティア」を見ました。山仕事くらぶという73歳会長さんですが、大変意欲的に荒れ果てている森の下刈りを無報酬でやっていました。山菜採りに来て缶などのゴミを投げていくという話もあり、全体からいくと大きな社会の流れを批判しているし、前向きに無報酬でやっている方々とのギャップがあって大変よかったです。
「顔面紙芝居」は、あれはあれでいい方々を紹介していますが、別なメディアで紹介されているのを見た覚えがありますし、県内で活躍している方は他にもたくさんいると思うので、どこまで範囲を広げて紹介していくのか気になりました。もっともっと岩手の中から知られざる、余りスポットが当っていないところ、問題提起することを取り上げていってもらいたい。どんどん外に広げていってはしまうのはいかがなものでしょうか。
「顔面紙芝居について」、私は逆の意見で、初めてああいう人を見てよくみつけてきたなという感じで面白く見ました。岩手県内はもちろん、東京などで幅広く活躍している人、変わった生きざまの人も見たいなという気持ちです。
ナレーターが毎回違うことも番組の個性を無くしている気がします、もっと個性のあるナレーションで最初から通した方がこの番組はもっと意味を持ってくるのではないでしょうか。いずれ、「いわて大陸」としてこういう人がいてこういう祭がある、こういう人がいてこういう自然があると、最初にナレーションを入れた方が番組がもっとわかりやすいような気がします。
岩手県人は自分をアピールするのが下手な人達が多いと思ってましたが、岩手出身の人がこんなに楽しく自分を表現していることが、顔面紙芝居を見てわかりました。ひさしぶりに画面の中の人が笑っていて、見ている人も笑っている。楽しい番組だと思ったんですが、特におくさんの笑顔が本人よりも良くて、奥さんと息子さんは、どういう形でご主人のやっていることを受け入れたのか、そこを追求していくと番組がもっと深くなったと思います。
テレビは皆さんがご専門ですから、私がどうこう言う立場ではではないのですが、基本的には啓発的なものであったり、問題提起型であったり、茶の間の楽しみや趣味みたいなものなどいろんな番組構成は当然あるわけで、「いわて大陸」はどの視聴者のどの層に、立体的な像で言えばこういう人達を対象にして作っているのだということをお聞きしたい。
すべての番組に言えるわけではありませんが、身体障害者であり県立大学で入学した話など岩手に根差した人が努力している姿みたいなもの、過去にあったような生きるシリーズみたいなもの、1時間の長時間番組に発展するような素材がこの「いわて大陸」のシリーズにはあるのではないか。
高校野球は、テレビ放送は他局でやっていますが、ラジオの方が野球放送は臨場感を持って聞けるのでよく聞いています。2元放送で逐次伝えてもらえるのでいつもより非常にいいなと感じてします。花巻球場が主体ですが、若いアナウンサーが一生懸命やっているようで、大変いいなと思って聞いています。
「ニュース23」の沖縄サミットが印象的だったので、それについてお話しします。画像がとても美しくて、報道のとおり沖縄県民のホスピタリティと心からの平和的行為やアピールというものを画面から、本当に平和を望んでいる沖縄の気持ちが少しでも世界に届いたかなと、その辺はとても嬉しく思います。810億円を使ったことで批判されていますが、どのような部分が批判され、どのような部分が評価されているのか私は見逃してしまいました。サミットの意味がどうかというより以上に、沖縄という存在を世界に知らしめた点ではすごく素晴らしかったと思います。

<局 側>

テーマ、これはコンセプトも含めていますが、自分のふるさとに心から自信と誇りを持って、それを未来を担う子供たちに夢を託すことです。岩手にこだわって岩手の情報を伝えることを念頭に置き、岩手というふるさとを子供達に伝えていく。そのためには、岩手を発掘、再発見して地域の足元から発信していこうと議論を重ねコンセプトをつくりました。


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