第445回番組審議会・議事概要

日 時: 2000年6月29日(木) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 『衆議院選挙に伴う報道番組』について
出席委員: 8名
石川 桂司委員長、藤原 正紀副委員長
熊谷 志衣子委員、坂田 裕一委員、
佐藤 捷郎委員、田口 圭一委員、
真木 英男委員、山崎 文子委員、
IBC出席者: 菊池社長、大星専務、小西常務、川島テレビ局長、
川代ラジオ局長、今村報道制作局長、井上メディア技術局長
阿部番審事務局長、斎藤番審事務局次長


<委員の主な発言>
『衆議院選挙に伴う報道番組』について
新聞を含めたマスコミの報道はいつもどの党が何票とるかという予測報道や、党首などが出てきて政策を話す番組が多いので、身近な地元の各候補者がテレビに出演し、アンケートに答えるなど一般の人がもっとわかりやすく、身近なことをいろいろ質問して聞きたいことに答えてもらって判断の基準になるような番組があればいいと思います。
投票の動向を見ながら岩手の有権者は何を選択したかという視点で、コメンテーターや市民、県民の声がスタジオで展開されるとか、議論が起こるなど、単に開票の動向を追うだけでなく投票の動向によって今後どうなっていくのか。岩手県民は何を選択したかという視点の中での番組づくりが即応的にあったら、もっといい番組になったのではないでしょうか。
6月23日の終盤の情勢について見ました。日報とIBCが共同で6月11日と18日に世論調査した内容を紹介していましたし、その内容についてはなかなか意味のあるものだと思います。選挙区の1区から4区まで、候補者1人1人の情勢を分析し、各選挙区のポイントを担当記者が説明していたのがよかった。なかなか的確に情勢をとらえていたと感心して聞きました。
他局はキー局が中心となり、途中にローカルが出る印象が強かったんですが、IBCはキー局の部分もあるが、ローカルを中心にすえた形で制作していたの素晴らしいと思った。反面、同じことの繰り返しが多くなって長ったらしく感じるのは否めない。
選挙報道については「ニュースエコー」でやっていた特集番組と、公示日の第一声特集、そして金曜日の終盤情勢は非常によくまとまっていたと思います。いろんなことに気を使わなければならない難しい報道だと思いますが、逆に言えば全般的に手堅くオーソドックスにまとまっていたという印象です。突っ込みかたは難しいでしょうが、まんべんなく平均的に有権者にいろんな情報を与えてくれました。ただ、争点、問題点などもう少し考えさせられるテーマの投げかけがあればなおさらよかった。
私は選挙とバレーボールはすごく面白いと思いました。オリンピックの見込みが無くても最後まで流してあげたことは、TBSはとても良かったと思います。決勝戦だったらすごく盛り上がったろうなと。それがTBSにとっては残念です。
IBCはネット番組があるから、地元の情報を1時間以上遅れなければ出せない。その間にある社は1時間以上前に出口調査を中心にしながら地元の情報を出してしまう。選挙は当確を早めに打って失敗することもあるが、スピードと正確さがポイントですから、その時に1時間以上もたっていたのでは、選挙報道としてはポイントを外してしまったのではないか。
特別番組より「ニュースエコー」の選挙関係報道が非常に良かったと思います。積み重ねがあり、それが開票の予想、見通しに連動していったのではないか。6月23日のニュースエコーで、IBC世論調査結果を各選挙区ごとに政党支持率で出していったが、その段階での実態が非常によくわかった。4区、2区が大体決まっていることも出ていたし、1区の自由党と自民党の互角の様子、特に3区の混迷ぶりもよく出ていました。

<局 側>

開票日に女子バレーボールを放送した件については、TBSでは1年前にバレーボールの放送権を獲得しており、たまたまその日に選挙が重なってしまいました。放送権を獲得したことで協会との契約があり、最終戦の韓国戦まで放送することになっていました。
地域に密着した形で岩手にこだわり、岩手の情勢を伝えていくことを基本にしています。それがある意味では堅いと言われるかもしれませんが、選挙の速報はバレーボールの後の9時6分からずっと地元の情報を中心に伝えました。画面を下7分の1、上10分の1に分割し、全国の情報を伝えていましたが、あえてそれを強く打ち出すことはしていません。


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