第444回番組審議会・議事概要

日 時: 2000年5月25日(木) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: テレビ番組『ベストタイム』について
出席委員: 7名
石川 桂司委員長、藤原 正紀副委員長
市川 喜紀委員、熊谷 志衣子委員、
小松 務委員、佐藤 捷郎委員、
真木 英男委員
IBC出席者: 菊池社長、大星専務、村上常務、森田ラジオ局長
鷹觜報道制作局長、川島テレビ局長、阿部番審事務局長
斎藤番審事務局次長


<委員の主な発言>
『ベストタイム』について
最近は得に殺人事件が多く、どの事件だったか事件の内容もわからなくなってくることに加え、ニュースを読むアナウンサーが男女1人ずつ、現場で放送するアナウンサー、そして福留さんがいて、その後にIBCのアナウンサーがニュースを読む。まさに人のオンパレードであり、もう少しすっきり交通整理した方がいいのでないでしょうか。
題名に無理にこじつけているような気がしてならないのは、最後のベストタイム占いです。何がベストタイムなのか理解できないし、この時間が大変もったいない。
前半、福留さん個人の意見は出ずにニュースがどんどん進んでいきます。それも似たようなニュースが多い。23日は保険金殺人疑惑、生きたまま少年が焼き殺された事件などが続き、その間、何もコメントがない。久米宏、筑紫哲也の番組は正反対で、自分の意見を出し過ぎることもあり、時にはかなり違う世界の人だと思うこともありますが、逆に流れ過ぎて何のインパクトがないのもどうかと思いました。
事件ものが多いんですが、主婦向けの生活情報も入っており、いろいろバラエティに富んでいて参考になる内容が多いと思います。事件だけでなく、こういう面にもう少し力を入れたらいかがでしょう。
男女問わず働いている人達はじっくりテレビを見ている時間ではなく、何かあったのかとチェックのためにニュースを見る程度ですし、主婦層もどちらかというと解説的なものやワイドショー的なものは朝か夕方に見るし、昼は主婦とて立ったり座ったりで忙しいからそんなにじっくり見ていられないということでした。キャスターとしてもバラバラというか、つなぎ合わせでやむを得ないのかなという気もしますが、そうなると新たにお昼の時間を変える目的で打ち出されたこの企画はどうだったのかなと思います。
「ベストタイム」は、ケーキでもないし、パンでもないし、マドレーヌかなという印象です。それもちょっとパサパサしたマドレーヌという感じですので、もう少ししっとり仕上げればおいしいマドレーヌになるのではないでしょうか。
前半はニュースとしてある構えで見たいと期待することが多い。お天気の話などから入れる柔らかいネタならいいが、殺人など大きな事件が勃発した時に、福留さんの持つ柔らかな雰囲気はちょっとなじまない。ニュースを読む専門のアナウンサーが初めから出て、情報を的確に、重大な意味を持っているならわかるように伝えてほしい。福留さんが出ることによってニュース性が娯楽性にあいまいにされてしまうような、期待を裏切られるような感じがして、私もあまり感心はしません。

<局 側>

「ベストタイム」のコンセプトは“ナウ&ライブ”です。今、起こっている情報が主役で、できれば、一歩先、半歩先の情報を視聴者に伝えたい。具体的には新鮮なニュースと教育、健康、衣食住なども織り混ぜて生活情報をわかりやすく味付けして伝えようということになっています。
 たくさん人が出てくることについては、TBSとしてもニュースは局アナの岡田、長峰を起用することが基本で、福留さんはリードの振りだけ担当しています。ニュースの後の事件簿に関してはリポーターとして元アナウンサーの柴田が中心という役割分担になっています。


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