第443回番組審議会・議事概要

日 時: 2000年4月25日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 『4月改編』について
出席委員: 8名
石川 桂司委員長、藤原 正紀副委員長
市川 喜紀委員、小松 務 委員、
坂田 裕一委員、佐藤 捷郎委員、
田口 圭一委員、山崎 文子委員
IBC出席者: 大星専務、村上常務、森田ラジオ局長
鷹觜報道制作局長、佐藤メディア技術局長、川島テレビ局長、
阿部番審事務局長、斎藤番審事務局次長


<委員の主な発言>
『4月改編』について
日曜日の、「いわて大陸」は岩手のドキュメンタリー番組で、岩手県警察 航空隊の活動状況などを紹介しており、県民としてよく知っておく必要があると思うので大変参考になりました。ただ、実際に遭難した場合、どのような形で動いていくのかが入っていればもっとよかったと思いました。
この頃疑問に思っていることは、筑紫さんのニュースが54分という中途半端な時間にスタートしているのをはじめ、他の番組も区切りの悪い時間にスタートしていることです。テレビは30分ごと、1時間ごとというふうに時計がわりになることもあり、終わりも始まりも中途半端な編成が多くなっているのは 何か理由があってのことでしょうか。
ドラマは全体が今の世相を反映し過ぎるような犯罪事件が多いと感じました。いきなり、子供には、見せてたくないようなエスカレートした映像で、人が窒息して死んでいく映像まで映し込むドラマはどうかなと思います。「ビューティフルライフ」ではないですが、私たちが今の時代に求めているのは、ハートをキューッとさせるようなものではないかと思います。
「ベストタイム」の福留さんと「THE!おいしい番組」の福留さんを見比べると、福留さんは「おいしい番組」向きの人で、「ベストタイム」では一人浮いています。あの年齢の人を若い人と組ませること自体がミスマッチだと思う。
朝の「エクスプレス」を毎日見ています。以前はガチャガチャしていて聞きにくく、我々の年にはうるさく感じましたが、メンバーが少し変わっただけで落ち着いたいい番組になったと思います。
この前、取材現場に立ち会ったところ、小さなデジタルカメラを持ってきていました。最近、これを持っていけと言われると言っていました。取材を受ける方は大きいカメラの方が伝えがいがありますが、IBCはどうなっているのかなと思いました。手軽にニュースを撮れるようになると24時間ニュース番組の可能性も今後出て来るのかなと思いました。
新番組の「池袋ウエストゲートパーク」を見て思ったのは、今から20数年前、ニューヨークで映画を見た時に殺人というテーマで随分刺激的だと思ったし、人は刺激をどんどん強くしていくと、どこまでそういう路線で走るのか、もっとリアルにとなっていくことに嫌悪感を感じてみました。20数年たって日本で、しかも金曜日のゴールデンタイムにこのような刺激の強いものがどんどん出ててくることに対して、テレビの公共性、ジャーナリストとしての視点とは全くかけ離れて、とにかく視聴率戦争に勝つ刺激の強いものを出そうと、一般国民のモラル感から突出することが新しさだというふうで、あまりいい感じがしませんでした。
「池袋ウエストゲートパーク」のキャッチフレーズは犯罪サスペンスということですが、何を描こうとしているのかわかりにくい。若者のエネルギーか、感性か、衝動、あるいは反体制のエネルギーなのか。青春のエネルギーや衝動はいつの時代もあるもので、その都度若者が訴えるものはあってもいいが、今回はよくわからない。私も子供と一緒に見る番組ではないと思います。現実と非現実の混同、愉快犯の発生につながらないかなど、問題があると思います。

<局 側>

フライング放送に関しては、TBSでは今まで番組は正時にスタートしていました。それが、他のキー局が先行し、5分でも4分でも早く見てもらいたいと、視聴率戦争も踏まえて、フライングスタートを始めました。これがドラマだけでなく、ニュースにも広がっています。TBSもこれまで視聴率が悪かったこともあり、それに追随する形でフライング編成が非常に増えています。
デジカメの映像は、外で使用する場合はほとんど大きなカメラと差がありません。ただ、太陽光線が届かない家の中に入ると全然違う。ライトアップ、照明関係が必要なカメラです。しかし、いつ何時、何が起こるかわからないので、各警察と、県政記者クラブ、本社に3台ずつ配置してすぐ持っていける環境を整えています。


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