第439回番組審議会・議事概要

日 時: 1999年12月14日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 『IBCの制作番組を中心に、今年の放送を振り返って』
出席委員: 7名
石川 桂司委員長、藤原 正紀副委員長
熊谷 志衣子委員、坂田 裕一委員、
田口 圭一委員、真木 英男委員、
三浦 弘委員
IBC出席者: 菊池社長、大星専務、村上常務、森田ラジオ局長
鷹觜報道制作局長、佐藤システム・施設局長、川島テレビ局長、
阿部番審事務局長、斎藤番審事務局次長


<委員の主な発言>
『IBCの制作番組を中心に、今年の放送を振り返って』
昔からドキュメンタリーのIBCというイメージで評価してきましたが、最近強いインパクトを感じないと言わざるを得ない。月1回の「IBC特集」をさらに充実されるよう期待します。
歴史文化だけでなく、岩手から将来に向けた新しい事業を興し、頑張っている人、働き出した人などを紹介してほしいと思います
ドキュメンタリー関係の「いわて人物史」などはそれなりの力を発揮していい番組になっていますが、心にインパクトを与える番組を思い出そうとしてもなかなか思い出せない。強烈に印象に残る番組が少なかったような気がします。
IBCは素晴らしいディレクターやプロデューサーを生み出していて番組制作能力が高いと思いますが、こういう世相になると番組を作る経験が生まれにくい状況だろうと思います。そういう中で、若いディレクターやプロデューサーが新しいIBCを築くという視点での取り組みがあったらご紹介いただきたいし、そのような働きに期待します。
「ブロードキャスター」で、親の幼児虐待問題を取り上げていましたが、コメンテーターが「誰にでもある」という発言をしていました。親が子供を虐待する事は、誰でもあることは絶対ありえない。公共の電波で、ちょっとでも肯定の意味を持つ発言は絶対よくないと思います。
「いわて人物史」は以前番組審議会のテーマになったことがありますが、先人記念館には100人の先人が紹介されています。この番組は何年もわたって継続できるという会社の営業的な柱にもなるし、教育委員会や学校に寄贈することでスポンサーサイドも評価が社外的に上がり、社内的にも制作の継続性によって企画力、制作力が鍛えられる部分もあるはずです。数年にわたって骨太のというところが欠如しているのではないかと思います。
IBCのイメージを支えるようなしっかりした自社番組が出てこないと、総体の視聴率アップにはならないのではないでしょうか。企業イメージをもっと大事にされるようにお考えいただきたいと思います

<局 側>

以前はラジオでもドキュメンタリー番組で入賞したことがあるので、我々も宿題として考えていきたいと思います。今は。日中の情報番組に力を入れており、多少そちらが手薄になっていることは事実ですので、検討していきたいと思います。
制作部も報道部も強く意識し、ドキュメンタリーものを作って連盟賞などの賞にアタックしようと毎回話し合っています。まだうまくいっていませんが、カメラマンも含めてそういう体制作りはできつつあるところです。
若いスタッフの新しい提案も結構あります。最近の例ではマルチメディア、インターネットの番組など、そういうものも大いに取り上げることにしています。
「ブロードキャスター」のコメンテーターの件ですが、若い母親の幼児虐待が全国的に相次いでいます。ご指摘のとおりたとえコメンテーターとは言え、公共の番組で虐待を容認するような発言は慎まなければならないと思います。


戻る