第435回番組審議会・議事概要

日 時: 1999年7月27日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 『噂の!東京マガジン』について
出席委員: 8名
石川桂司委員長、藤原正紀副委員長、
市川喜紀委員、熊谷志衣子委員、
坂田裕一委員、佐藤捷郎委員、
細田洋道委員、山崎文子委員、
IBC出席者: 菊池社長、大星専務、村上常務、森田ラジオ局長、鷹觜報道制作局長
佐藤システム・施設局長、川島テレビ局長、
阿部番審事務局長、斎藤番審事務局次長


 委員長に石川桂司岩手大学名誉教授、副委員長に岩手県競馬組合事務局長を再任し、審議に入った。

<委員の主な発言>
『噂の!東京マガジン』について
”噂の現場”は、住民だけでなく当事者双方に話を聞いている点はいい。ニュースでは難しいことも、それぞれの意見を聞いた上でこういうバラエティー系の番組で取り上げ、それがニュース性を持つところもあると思う。
”平成の常識”は何もわからないような若者相手にちょっとバカにしたようなところもあるが、おかしいし、面白い。それにしても、今の若者はものを知らなすぎるという印象でした。
”噂の現場”は、切り口が面白いし、まじめに取り上げているように見えるが、どこまで深く、検証がなされているか、埼玉のダイオキシン問題を考えながら、調子に乗ったところで落とし穴にはまるようなイメージを持ちました。
新聞、テレビのニュース、芸能関係のワイドショー以外の分野を取り上げている印象を受けました。出演者がバラエティ出身の人が多いですが、ベテランが多いので安心してゆっくり見るには割合いい番組です。
”噂の現場”は、レベルが庶民的であるし、取材も現場主義でいろんな関係者に当たって取材している。取り上げているテーマは差し迫った問題は少ない。しかし、このまま放っておいては大変ということで、時間的な切迫感がないところにテーマの選び方のコツがあるのかなと思う。
”やって!TRY”は、魚の切り身で全体を知らないパック社会というか、あらゆる世相に全体を見ない、根源を考えない表面的な感じがすべてに出ているような気がします。
時間帯からも、構成からもスタジオでのバラエティー番組という印象がありますが、取り上げている噂、話題が割合真面目です。芸能ネタやスキャンダルネタなどではなく、生活に密着した噂の取り上げ方が面白いと思っています。

その他
来年から介護保険が始まりますが、よくわからないところも多いので、報道機関はどういうスタンスで周知していくのか、IBCの取り組みを教えて頂きたいし、丁寧な番組を作って知らせて頂きたい。
「マルチメディアが暮らしを変える」の第二段がでるやに聞いており、大変期待しています。インターネットは情報社会のツールにすぎない。マルチメディア時代のなかで岩手県の情報通信のインフラ整備がどのくらい進んでいるのか。ジャーナリズムの視点としては、そのことによって岩手では何が不足して何をするべきかということの方が、問題提起を含めて面白い気がするので期待し、意見としてお話ししておきたいと思います。
『岩手人物史・西塔幸子』は非常にいいと思った。特に、ナレーションがいい。全体的には言うことはないが、残念ながら旦那さんとの関係に深入りし過ぎたのではないか。教師としての西塔幸子、歌人としてのイメージが映像的にも膨らむようなものがあればもっと深くなったような気がします。

<局側から>
マルチメディアの件ですが、マルチメディアが地域、暮らしを変えることをキーワードに作ろうと考えています。先進国のカナダ、アメリカのインフラ整備を取り上げることも予定しています。
介護保険については、報道部として、専任の担当記者を一人つけています。その一人を中心に増員しながら、ニュース同様わかりづらいことはわかりやすくを心掛けて取り組みたいと思っています。

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