第429回番組審議会・議事概要

日 時: 1999年1月27日(水) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 『年末年始の番組について』
委 員: 石川桂司委員長
市川善紀委員、熊谷志衣子委員、坂田裕一委員
櫻井秀俊委員、佐藤捷郎委員、田口圭一委員
細田洋道委員、山崎文子委員
IBC側: 河野会長、菊池社長
大星専務、堀切常務、村上常務
鷹觜報道制作局長、森田ラジオ局長
阿部番審事務局長、高橋番審事務局次長

 第429回番組審議会は、1月27日開かれ、最初に菊池社長が2月1日付の機構改革と人事異動に ついて説明した後、審議に入った。


『年末年始の番組について』
『テレビ』
委員 自社制作の「新春電話クイズいわてホットライン'99」は、アナウンサーの方々が総出演で、新春を飾るにふさわしい番組として定着してきいます。年ごとに落ち着いてきた雰囲気で、大塚アナウンサーの司会進行もいいです。
バラエティ系オンパレードの中で年末の高校ラグビーと年明けの駅伝は非常にさわやかな印象で見られます。元日の「いわてホットライン」は、アナウンサーや番組スタッフが一生懸命で好感がもてる内容になりました。1月3日の「盛岡文士劇」は斬新な番組に見えました。
一般市民の生活がお正月らしさ、年末らしさが希薄になっており、そういう中で番組を作っていくのは大変なのかなと思いますが、逆に地方局の役割としてお正月らしさ、年末らしさを地域の生活から掘り起こしていく必要性があるのではないでしょうか。
地元の番組がないかと見ていたら、やっていたのはIBCと青森放送しかなかった。地方の時代と言われて久しいが、それがなかなか見えてこない。番組も一律の番組作りではなく、もっと地元のものがあってもいいのではないでしょうか。
「故宮大長征・中国皇帝の秘宝1万キロの旅」は、最初から最後まできっちり見ました。私は中国や台湾に行くと必ず故宮を見るほど興味がある所で、どんな秘宝や目新しい事が発見されるか期待していましたが、秘宝は少なく、紀行的な旅行番組に終わってしまった。しかし、お正月のゴールデンタイムにこういう落ち着いた番組をやってくれたことは良かった。
高校生や中学生の間で今、金曜朝5時30分からの「魔術士オーフェン」が話題になっているそうなので、できればもっと見やすい時間にしてほしいという声があります。
局側 地方の番組が少ないというご意見ですが、テレビは年末年始で10本ほどのローカル番組を編成しています。
今年は1日が金曜日であり、通常番組も入っています。この間に正月らしさを入れようということで、「おはよう朝一番」に元旦の風景を入れましたが、生とレギュラーの組み合わせでぎこちなさがあり、どうしても違和感があったと思います。このような編成をせざるを得なかったんですが、できるだけそういう感じを受けないような演出方法も考えたいと思います。

 『ラジオ』
委員 クラシック番組が存在感を持ち始めてきているのは、時代が落ち着いてきた事かもしれないし、文化度が上がってきていることかもしれません。IBCでは、ニューイヤーコンサートをラジオで放送したようですが、企画として非常に時代に合っていると思いました。
ラジオの元旦の「おはよう朝一番」で、リポーターが新春風景を伝えたあと、突如として「おはよう歳時記」や「武田鉄也の今朝の三枚おろし」などのレギュラー番組が続いて、違和感がありました。正月番組の中でのレギュラー番組の配置の仕方、バランスを考えて見たらどうでしょうか。

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