第428回番組審議会・議事概要

日 時: 1998年12月17日(木) 11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 『今年の放送を振り返って』
委 員: 石川桂司委員長、藤原正紀副委員長
市川善紀委員、熊谷志衣子委員、小松務委員
櫻井秀俊委員、佐藤捷郎委員、田口圭一委員
細田洋道委員、山崎文子委員
IBC側: 河野会長、菊池社長
大星専務、堀切常務、村上常務
鷹觜報道制作局長、森田ラジオ局長
阿部番審事務局長、高橋番審事務局次長

 第428回番組審議会は、12月17日開かれ、最初に社側からこの一年の放送界の動き とIBCの放送概要について報告し、議事に入った。


『今年の放送を振り返って』
『テレビ』
委員 今年の放送で一番印象深かったのは、長野オリンピックです。 日本選手が活躍して、視聴者に感激を与えました。放送技術の面でも、ノルディックの移動カメラなど様々な工夫がされ、競技そのものの面白さに加えて感動を与えました。
報道関係では「ジャスト」が始まりましたが、TBSは過去のオウム事件などの反省からか、人権などに配慮した姿勢が現われており、事実だけを扱っているのは好感が持てます。
「はなまるマーケット」は、私の周りでも評判がいいです。 他局は依然として芸能ニュース中心のワイドショーですが、この番組が安定してみられているということは、視聴者がこういう番組を求めていたのだと思う。反面、夕方5時台に子供が見る番組がありません。ちょうど食事の支度をする時間であり、子供達を安心してテレビに任せたい気持ちが強い。青少年の問題が相次いでいますが、テレビとともに育てられる機会が少なくなっているように思います。
今年の大きな変化は、高校野球中継が二局に集中し、好きな高校の試合が見られなくなったことです。高校野球を従来どおり身近なものとして、どこでも見られるようにはならないかと思っています。
岩手山の火山活動に関して、エージェントのキャンセルも多く大変な影響を受けています。情報を発信することは結構ですが、その結果どうなるかについてはよほど心にとめておかないと地域経済をますます冷やすことにもなります。安全との兼ね合いで難しい面もあるが、そうでない状況について全国発信できる番組の中に岩手の映像を入れていくことがあればいいと思います。
局側 夕方5時台に子供向けの番組をということについて、まだこの時間帯に設定する合意は得ていませんが、4月の改編に向けて検討していきたいと思います。
岩手山火山活動の報道について、両面的な扱いをしてほしいということですが、我々は情報発信の結果を常に考えるよう努力しているつもりですが、難しいことです。現場としては、ただ偏るのは一番よくないということを基本にして取材するようにつとめています。

 『ラジオ』
委員 ラジオの「ワイドステーション」は、水・木曜日の大塚・水越アナのコンビがユーモアがあって心が温まり、大変好きです。
FM岩手もIBCも、ラヂオもりおかも、番組の作り方は基本的に同じ感じです。その中でAMの良さは何かを考えるとIBCは他局とひと味もふた味も違う、「リクエストマンデー」を出したのはヒットだと思います。IBCは専属アナウンサーがいるから、番組を作る時に逆に限定される場合がある。番組ごとによそのアナウンサーを引っ張ってくることがあってもいいのではないでしょうか。

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