第427回番組審議会・議事概要

日 時: 1998年11月25日(水) 11時〜12時40分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: (1)テレビ 『テレビドラマ』について
(2)ラジオ 『リクエストマンデー』
委 員: 石川桂司委員長、藤原正紀副委員長
市川善紀委員、熊谷志衣子委員、坂田裕一委員
佐藤捷郎委員、田口圭一委員、細田洋道委員
村井朋子委員、元持義信委員

 第427回番組審議会は、11月25日開かれ、最初に菊池社長から再免許の際、郵政省から出された要望事項について説明があり、石川委員長の第7回JNN東北地区番組審議会の報告の後、審議に入った。

テレビ 『テレビドラマ』について
委員 ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」は、脚本もいいし、出演者もベテランで面白い。いきなりお母さんが死んだ設定には驚きましたが山岡さんが病気降板のことで納得しました。代わりに出たおばさんがまた面白くて、脚本家はすごいと思います。いろんな人達がいろんな立場でいろんな思いで見ている番組だと思います。
「あきまへんで」の中村玉緒は、バラエティやクイズで、さすがという演技力でとてもいい味を出しているのに、このドラマはドタバタの雰囲気が強くて、彼女の持ち味を出し切れてないと思います。このままこの傾向で行くのか、コミカルに行くならもっとコミカルに、中村玉緒を生かすならもっと考えて作ってほしいと思います。
「渡る世間は鬼ばかり」「大岡越前」に関してはいつも楽しめていいが、新しく始まった「仮面の女」「PU-PU-PU-」「あきまへんで」はあまり面白くなく、この時間に毎週見たいと思うものは1つもありませんでした。
フラストレーションをためたようなドラマは、ドラマとしてのテーマ性、思想性がない。「渡る世間は鬼ばかり」なら、橋田さんのある哲学みたいなものが貫かれている。タレントに頼ったり、トレンディというだけではまずいのではないでしょうか。「大岡越前」「水戸黄門」が固定客があり安心して見られるのは、見ている人の思想性やテーマ性に合うから見られるのであって安易な作り方をしていることがフラストレーションの原因ではないか。
各局のドラマスペシャルでよくご当地ドラマが制作されています。岩手山問題で観光客が減っている今、ご当地ドラマを作るにはどうしたらいいか切実な気持ちで見ています。CSを使った番組提供で、北海道などは観光客が増えているという話も聞いています。地上波とCSのうまい利用方法があったら教えていただきたいと思います。
局側 CSと地上波との両立の件ですが、IBCは既に始めています。凸版印刷でCSの夢・ゆうゆうチャンネルをやっており、そこにIBC制作の「山の声届かず」を販売しました。これは著作権、放送回数等をクリヤーして、何回放送できるかを決めて番組販売したものです。

ラジオ 『リクエストマンデー』について
委員 「リクエストマンデー」は中年向けの曲が多いような感じで懐かしく楽しく聴きました。曲の解説や手紙の紹介などの入れ方もバランスがよく取れているいい番組だと思います。リクエストは100曲くらいあるということですが、どのようにして選択しているのでしょうか。
局側 「リクエストマンデー」の選曲方法は、雪が降った時は『雪』をテーマにするなど季節に合う曲を選んでいます。ハガキ等については、特徴のあるものを選んでいます。ジャンル的にはできるだけ偏らないようにバランスを取っています。

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