第424回番組審議会・議事概要

日 時: 1998年7月29日(水) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: テレビ:岩手人物史
ラジオ:高校野球・岩手大会実況中継
出席委員: 石川桂司委員長、藤原正紀副委員長、市川喜紀委員、坂田裕一委員、田口圭一委員、細田洋道委員、村田源一朗委員、山崎文子委員
IBC: 菊池社長、大星専務、堀切常務、村上常務、鷹觜報道制作局長、阿部ラジオ局長、森田番審事務局長、高橋番審事務局次長


委員の主な発言

<議題1・テレビ>
岩手人物史 「胡堂のユートピア〜野村胡堂・あらえびす」
”あらえびす”という名前の由来がわからないのでその意味を知りたかったんですが、タイトルにしているにもかかわらず説明がなかった気がします。斬新でいいなと思ったのは音楽で、銭形平次をアレンジした曲がよかった。
銭形平次を執筆した経緯は、「オール読物」から半七捕物帳に匹敵する時代劇を書いてくれと頼まれたからだということでしたが、なぜ銭形平次だったのかについてもっと説明が欲しかった。神田明神の銭形平次の碑と、野村胡堂の東京生活との関係にはあまり触れられていませんでした。
郷土の偉人伝も第五話になり名前は知っていても詳しく知らないことも多いので、これはいい番組であるというのが第一印象です。
岩手県に住んでいる人達にはぜひ見てもらいたい番組だと思います。前の四話で取り上げた人物と、今後の予定などを教えていただきたい。
番組を作る場合は2通りの形があると思います。30分といっても実質25分で表現するとなると、生いたちから人生の流れに沿っての人物をワンパッケージで紹介していくやり方。もう一つは、その人物について実によく書物を読み、勉強しているディレクターがいれば、野村胡堂がなぜすぐれているか、どんなに魅力があったのか自分でわかると思うのでその人物の光の部分、逆説的に言えば、蔭の部分をきちんと表現をするというあらえびす的心情の作り方もあると思う。
野村胡堂の番組は、知らない人もいるわけですから、私も30分というとああいう作り方になるのではないかと思います。インサートで、銭形平次の取り扱いをイラストではなく映画の一コマを入れるともっと良かったのではないかと思います。

<議題2・ラジオ>
高校野球・岩手大会実況中継
ラジオの高校野球中継をはじめて聴きましたがそういう意味では球児の熱戦ぶりが近くに感じられ、すがすがしく感じました。
ラジオの実況中継は、1回戦が放送されず残念だったという声がありました。準々決勝は、NHKは10時から放送しましたが、IBCは12時半からでNHKで先に聴いていた人は切り替えようとは思わなかったと言っていました。二元放送について、アナウンサーの質量感がやや不足ではなかったかと思います。解説陣もそろそろ若返りを図ってみたらどうでしょうか。
極端に点差が開いている時、例えばピッチャーが打たれても打たれてもマウンドに立っている時などは、公平な中継、解説もいいが弱い方にどんどん応援してもいいのではないかと思う。高校野球ですから、人間的な応援の仕方があっても構わないのではないでしょうか。

局側から
高校野球中継の解説は、ご指摘のとおり我々も内部で討議しており、来年から若返りを図ろうと思っています。
「いわて人物史」は、昨年の11月30日に第1回の「海の豪商・吉里吉里善兵衛」がスタートし以後、米内光政、明治30年のメキシコ植民団の実質的リーダーで花巻出身の照井亮次郎、近代製鉄の父・大島高任を放送しています。狙いは、21世紀を目前して、次の世代に語り継ぐために岩手の歴史を検証しようということで、北銀さんの協賛を得ております。

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