第423回番組審議会・議事概要

日 時: 1998年6月30日(火) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 幸見の夕刊テレビ
出席委員: 石川桂司委員長、藤原正紀副委員長、熊谷志衣子委員、小松務委員、坂田裕一委員、佐藤捷郎委員、田口圭一委員、細田洋道委員、村田源一朗委員、山崎文子委員
IBC: 河野会長、菊池社長、大星専務、堀切常務、村上常務、鷹觜報道制作局長、阿部ラジオ局長、森田番審事務局長、高橋番審事務局次長

第423回番組審議会は6月30日に開かれ、最初に菊池社長の挨拶と6月25日の株主総会、取締役会で決まった新役員体制と担務について報告したあと、審議に入った。


委員の主な発言
見ごたえのある特集ものをたくさん組んでいることに驚きました。全般的に高齢者に配慮した構成も見受けられましたが、そのことで逆に失われているものもあると思う。それは、番組の持っている勢いで、特に40分すぎからの構成にそれが見受けられます。天気予報は新人アナウンサーが担当しているようですが、他の時間帯と変わりがない。夕刊テレビの天気予報はどうあるべきかという視点が見られなかった。
全般的にテレビの常ではありますがいささか軽躁感があり、もう少し重厚な部分があってもいいのではないか。
「幸見の夕刊テレビ」の時間帯は子供向けにアニメなどがいいと思うし、相当エネルギーを使っている番組であり、見る側と時間帯が合わないのがもったいないと思いました。
サッカーのワールドカップは映像の制約があり、周辺の話題を入れながら苦労しているようです。夜中の日本の試合がすぐ放送できなくて、翌朝8時すぎに民放最初の映像が出てくるのも制約によるものでしょうか。
「幸見の夕刊テレビ」は、最初の頃に比べると中身が大変こなれてきて見やすくなりました。ただ、時間帯は勤めている人はもちろん、主婦も夕方の忙しい時間であり、どこをターゲットにしてコンセプトは何なのか疑問です。中身が濃くなれば番組制作のエネルギーも経費もかかり、もったいない気がしないわけでもない。他局でも判を押したように同じ内容の番組を作っている。偶然なのか対抗意識からなのか、これも疑問です。IBCの視聴率はどれぐらいでしょうか。
菊池アナウンサーの庶民的雰囲気、アシスタントの人たちの明るさに好感を持って見ています。1年間を経過して一般向けの番組として定着したのではないかと思います。
「幸見の夕刊テレビ」は1年のときが経過する中で、熟成されてきていると思います。この時間帯は子供が多く見るだろうということからアニメが主流でしたが、そういう編成の仕方は安易ではないかと思う。夕方、主婦を対象にじっくり座ってIBC特集のような重厚な内容を見るというのではなく、買い物、料理など生活情報に娯楽的要素も加えてということになると、大体今の路線になり、これはこれでいいのではないかと思います。


局 側
「幸見の夕刊テレビ」は、スタートして1年4ヶ月。視聴率は、昨年の4月〜9月が平均3.9%、10月〜3月は平均6.3%、今年の4月以降は平均4.5%と、去年のスタート時よりは上がっています。この時間帯は夏場より冬場が高いといえます。
ワールドカップフランス大会では、NHKがすべての映像権を持っており、中継はすべてNHK総合とBSで放送しています。それでは困ると、民放サイドがNHKと交渉した結果、TBSは「おはようクジラ」の中の8時13分以降3分以内で使用していいとなり、TBSは民放の中では一番早く映像を放送できる権利を得ました。

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