第421回番組審議会・議事概要

日 時: 1998年4月22日(水) 午前11時〜12時30分
場 所: IBC放送会館 大会議室
議 題: 4月改編について
出席委員: 石川桂司委員長、藤原正紀副委員長、市川喜紀委員、小松務委員、佐藤捷郎委員、細田洋道委員、村井朋子委員、山崎文子委員
IBC: 河野社長、菊池専務、児玉常務、大星常務、堀切常務、村上テレビ局長、鷹觜報道制作局長、阿部ラジオ局長、森田番審事務局長、高橋番審事務局次長

4月改編について
委員 ラジオの「生島ヒロシのおはよう一直線」ですが、私は目覚まし代わりに聞いています。生島ヒロシは話すペースがやや早いが、朝の眠いときにテンポがよく、声のトーンも高くて爽やかなので、人選は良かったと思う。ただ、出だしを聞いた分には余り品はよくない。寝坊してどうのとか、物を落す音がしたと思うと、今、探しものをしているとか言い訳が入る。それがなくなると品のいい番組になると思います。
「おはようクジラ」は青島健太に代わりましたが、第一印象は画面が締まって見えます。渡辺正行はニコニコというよりニヤニヤした顔でいい印象ではなかった。片や色白、片や色黒と精悍さも違いますが、番組のイメージも硬派的になり、テンポもよく好スタートしたと思う。
「宮本和知の熱血!昼休み」は、これは“見てください”と言いたいくらいおもしろいです。宮本さんはスポーツマンのキャスターという感じですごく一生懸命なのが伝わってくるし、番組も視聴者のリクエストから話題を拾ってきて、それをはなまる風に調べており、番組の中で説明する手順も丁寧でわかりやすい。飽きずに見られます。
「カミさんなんかこわくない」は2回見ましたがおもしろい。田村さん、橋爪さん、角野さんの3人のしゃれた感じのドラマに出来上がっていて、今回は毎回違う女優がからんでくる1話完結なのもいい。この時間帯はだんだんマンネリ化してきていましたが、今回はまたこういう形にチャレンジして新たなドラマが出てきたと思います。
TBSのドラマはワンパターンに見えてしまいます。その原因は役者がいつも同じ顔触れであり、変り映えがしない。特に若い人はフジテレビのドラマを見ることが多く、時代の話題性を持った人を起用している。
ラジオについては、番審でテーマを決められてもなおかつ聞けない。ここのところがラジオの考えるべき点ではないかと思います。どうしたらラジオを聞いてもらえるかというベースがないと、ほとんど素通りしてしまうのが実態で、媒体価値として本質的な部分で工夫が必要なのではないか。
4月5日の「新サンデーモーニング」は新しく衣替えし、やや改善したと思います。
局側 TBSのドラマの出演者が固定化しているのではないかという件ですが、例えば「先生知らないの?」には草なぎ剛を登場させたり、「カミさんなんかこわくない」なども黒木瞳等その時々の話題の人をメインゲストとして入れて番組に変化を持たせようといています。TBSもそれなりに今人気の俳優を使っていい番組を作る努力をしていると思います。
ラジオは本質的な大きなテーマを指摘されました。確かに話題にならなければ媒体力がないことにもなりますので、今後、ラジオで頑張っていくには、その辺を我々がどうやっていくか一つのテーマだと思います。

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